レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
放課後カルテ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
放課後カルテ
著者: 日生マユ
連載: BE・LOVE
評価: 8.5/10
あらすじ
「なるべく保健室には来るな」。ボサボサ頭で口の悪い小児科医の牧野が、産休に入った養護教諭の代わりに小学校の保健室へやってくる。子どもも担任の先生も、最初はこの無愛想な医者を遠ざけた。けれど牧野の目は、誰も気づかない体の異変と、言葉にならないSOSを見つけ出す。授業中に眠り込んでしまう子、食べては吐く子、家のことで心をすり減らす子。すぐそばにいた大人が見落としてきた苦しさに、牧野はまっすぐ向き合っていく。子どもは弱音を隠す。見抜ける大人がひとりいるかどうかで、その先が変わる。反発していた担任たちも少しずつ牧野を頼りはじめ、牧野自身も変わっていく。保健室から始まる、命と未来を見つめる学校医の記録!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 子どもの病気やその対処がていねいに描かれた医療ものを読んで、知識ごと持ち帰りたい人
- 口は悪いのに子どもを守るために動く大人が出てくる話に弱く、不器用な人物ほど好きになる人
- 子どもの頃に感じた言葉にできない息苦しさを思い出しながら、静かに泣ける話を求める人
向いていない人
- 毎回のように新しい症例が出てくる展開を都合よく感じてしまい、細かい設定の粗が気になる人
- 恋の行方や甘い関係の進展を軸にした学園ものを期待していて、真面目な題材だと物足りない人
- 重い家庭の事情や心の傷を扱う話が続くとつらくなり、読み終えた後は明るい気分でいたい人
良い感想・レビュー
- 「保健室に来るな」と言い放つ先生に最初は引いた。それでもこの人の目は子どもが隠した不調を絶対に見逃さない。無愛想な言葉の裏側が見えてくると、もう嫌いになれなかった。
- 出てくる病名がどれも具体的で、読んでいるだけで自然と覚えてしまいます。どう声をかけるかまで考えさせる描き方なので、身近に似た子がいたらどうするかを何度も考え直しました。
- 子どもは大人に気を遣って不調を隠す。そこを丁寧に描くから、自分が小学生だったころの息苦しさまで引っ張り出される。読んでいてしんどいのに、途中でやめられない。
- 追い詰められた子に「ひとりで抱え込まなくていい」と伝える場面で涙が出ました。痕を残さないように治すという言葉が、体だけでなく心にも向けられていると伝わってきます。
- 病気を出しては解決するだけの話で終わらないのがいい。大人が見落とした苦しさを拾い上げる視点があるから、子どもと関わる仕事をしている人にこそ読んでほしい。
悪い感想・レビュー
- ひとつの学校でこんなに病気が続くだろうか。次々と症例が出てくる展開にはさすがに引っかかった。物語だから仕方ないと分かってはいるものの、最後まで飲み込めなかった。
- 主人公の口の悪さがどうにも受け付けない。わざと敵を作るような物言いで周りが警戒するのは当たり前なのに、理解しない側が悪いような空気になるのは納得がいかない。
- 校医が来るまで誰ひとり気づかなかったという設定には、周りの大人が無関心すぎる印象しか残らない。担任も親も何ひとつ疑わなかったのかと、つい首をかしげてしまう。
- タイトルから先生同士の恋の話も少し期待していたので、色恋の要素がほぼないのは肩透かしでした。真面目な作りなのは分かりますが、甘さを求めて読むと物足りません。
- 絵柄の好みが分かれるうえに、扱う題材がとにかく重い。読み終えるたびに気持ちが沈むので、元気がほしい日にはどうしても手が伸びず、しばらく積んだままだった。
良い感想・レビュー
- 「保健室に来るな」と言い放つ先生に最初は引いた。それでもこの人の目は子どもが隠した不調を絶対に見逃さない。無愛想な言葉の裏側が見えてくると、もう嫌いになれなかった。
- 出てくる病名がどれも具体的で、読んでいるだけで自然と覚えてしまいます。どう声をかけるかまで考えさせる描き方なので、身近に似た子がいたらどうするかを何度も考え直しました。
- 子どもは大人に気を遣って不調を隠す。そこを丁寧に描くから、自分が小学生だったころの息苦しさまで引っ張り出される。読んでいてしんどいのに、途中でやめられない。
- 追い詰められた子に「ひとりで抱え込まなくていい」と伝える場面で涙が出ました。痕を残さないように治すという言葉が、体だけでなく心にも向けられていると伝わってきます。
- 病気を出しては解決するだけの話で終わらないのがいい。大人が見落とした苦しさを拾い上げる視点があるから、子どもと関わる仕事をしている人にこそ読んでほしい。
悪い感想・レビュー
- ひとつの学校でこんなに病気が続くだろうか。次々と症例が出てくる展開にはさすがに引っかかった。物語だから仕方ないと分かってはいるものの、最後まで飲み込めなかった。
- 主人公の口の悪さがどうにも受け付けない。わざと敵を作るような物言いで周りが警戒するのは当たり前なのに、理解しない側が悪いような空気になるのは納得がいかない。
- 校医が来るまで誰ひとり気づかなかったという設定には、周りの大人が無関心すぎる印象しか残らない。担任も親も何ひとつ疑わなかったのかと、つい首をかしげてしまう。
- タイトルから先生同士の恋の話も少し期待していたので、色恋の要素がほぼないのは肩透かしでした。真面目な作りなのは分かりますが、甘さを求めて読むと物足りません。
- 絵柄の好みが分かれるうえに、扱う題材がとにかく重い。読み終えるたびに気持ちが沈むので、元気がほしい日にはどうしても手が伸びず、しばらく積んだままだった。
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