レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
カバチタレ! の感想と評価(良いところ、悪いところ)
カバチタレ!
完結連載: モーニング
評価: 8.2/10
あらすじ
広島のビル管理会社で働く田村は、理不尽な言いがかりをつけられ、給料も払われないままクビを告げられる。泣き寝入り寸前の彼を救ったのは、行政書士が書いたたった一通の手紙だった。紙切れ一枚が現実をひっくり返す。その衝撃のまま、田村は大野行政書士事務所へ補助者として飛び込む。敷金の返還、悪徳商法、遺産の奪い合い、労災隠し、借金、離婚。持ち込まれるのは、隣の家で起きていてもおかしくない揉め事ばかり。癖の強い先輩たちに鍛えられながら、田村は現場へ体当たりしていく。きれいごとは通じない。むき出しの身勝手さに殴られ、救えなかった依頼人を前に立ち尽くす夜もある。それでも法を知る者だけが、理不尽に一矢報いられる。無知のままではカモにされる世の中で、田村が掴んでいく武器の重み!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 敷金や借金、相続といった暮らしの揉め事が、法律という武器でどう覆るのかを見届けたい人
- きれいごとだけで終わらせず、人の欲や弱さまで容赦なく踏み込む人間ドラマをじっくり味わいたい人
- 新米が現場で叩き上げられていく泥臭いお仕事ものの手ざわりが好きで、腰を据えて読みたい人
向いていない人
- 悪がきっちり裁かれて終わる、後味のいい勧善懲悪の結末をいちばんの楽しみにしている人
- 登場人物に気持ちよく感情移入したくて、むき出しの欲や身勝手さが続く展開が苦手な人
- 作中のやり方をそのまま実務の手本にしたい人や、今とは違う古い法律のままの部分が気になる人
良い感想・レビュー
- 法律って堅苦しいものだと思っていたのに、読み始めたら楽しくてしかたありません。行政書士の仕事の中身がよく分かりますし、法を武器にして悪党をやり込める痛快さがたまらないです。
- 後味よく終わる話ばかりではなく、読んだあとに少し切なくなる回もありました。それでも僕はこの作品で行政書士という仕事を知り、資格の勉強を始めるところまで背中を押されました。
- 遺産の分け方、離婚、借金、商売の許認可。全巻読んでみて、暮らしと法律がこんなに近い場所にあるのかと考えさせられた。生きた法律の教科書として手元に置きたい一冊だ。
- 一つの事案をじっくり追いかける作りが自分には合っていた。主人公はまだまだ新米で、先輩に助けられながら泥臭く現場で叩き上げられていく姿にリアルさがあって面白い。
- 法を知らないと泣きを見る、というのを痛いほど分からせてくれる。泣きを見た人の物語として読むから頭に残るし、理不尽な世の中で自分の身を守る知恵が詰まっているのが心強い。
悪い感想・レビュー
- 行政や許認可の話はほとんど出てこず、やっているのは弁護士の領分に踏み込んだ交渉ばかり。同業の人が声を上げるのも分かる気がして、読んでいて素直に乗れませんでした。
- 絵柄が独特なのに加えて、出てくる人の考え方がどうにも受け入れられませんでした。不倫の扱い方も自分の感覚とは合わず、誰にも寄り添えないまま残るもやもやが最後まで消えません。
- 法律の抜け道が次々出てくるけれど、書かれているのは改正前の古い決まりごとも多い。実用書のつもりで真に受けると危ないと気づいてから、読み方を変えるしかなかった。
- 依頼人が誰かに寄りかかるばかりで、自分の意志が見えない話が続くのが引っかかる。作り手が大きな組織を嫌っている感じもにじんでいて、ここまで悪質な警察がいるのかとしらけてしまう。
- 人の欲がぶつかる騙し合いが延々と続くので、読み終えたあとの気持ちがずっしり重くなります。救われない依頼人も多く、スカッとする勧善懲悪を求めて読むと裏切られます。
良い感想・レビュー
- 法律って堅苦しいものだと思っていたのに、読み始めたら楽しくてしかたありません。行政書士の仕事の中身がよく分かりますし、法を武器にして悪党をやり込める痛快さがたまらないです。
- 後味よく終わる話ばかりではなく、読んだあとに少し切なくなる回もありました。それでも僕はこの作品で行政書士という仕事を知り、資格の勉強を始めるところまで背中を押されました。
- 遺産の分け方、離婚、借金、商売の許認可。全巻読んでみて、暮らしと法律がこんなに近い場所にあるのかと考えさせられた。生きた法律の教科書として手元に置きたい一冊だ。
- 一つの事案をじっくり追いかける作りが自分には合っていた。主人公はまだまだ新米で、先輩に助けられながら泥臭く現場で叩き上げられていく姿にリアルさがあって面白い。
- 法を知らないと泣きを見る、というのを痛いほど分からせてくれる。泣きを見た人の物語として読むから頭に残るし、理不尽な世の中で自分の身を守る知恵が詰まっているのが心強い。
悪い感想・レビュー
- 行政や許認可の話はほとんど出てこず、やっているのは弁護士の領分に踏み込んだ交渉ばかり。同業の人が声を上げるのも分かる気がして、読んでいて素直に乗れませんでした。
- 絵柄が独特なのに加えて、出てくる人の考え方がどうにも受け入れられませんでした。不倫の扱い方も自分の感覚とは合わず、誰にも寄り添えないまま残るもやもやが最後まで消えません。
- 法律の抜け道が次々出てくるけれど、書かれているのは改正前の古い決まりごとも多い。実用書のつもりで真に受けると危ないと気づいてから、読み方を変えるしかなかった。
- 依頼人が誰かに寄りかかるばかりで、自分の意志が見えない話が続くのが引っかかる。作り手が大きな組織を嫌っている感じもにじんでいて、ここまで悪質な警察がいるのかとしらけてしまう。
- 人の欲がぶつかる騙し合いが延々と続くので、読み終えたあとの気持ちがずっしり重くなります。救われない依頼人も多く、スカッとする勧善懲悪を求めて読むと裏切られます。
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