レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
多聞くん今どっち!? の感想と評価(良いところ、悪いところ)
多聞くん今どっち!?
著者: 師走ゆき
連載: 花とゆめ
評価: 9.2/10
あらすじ
推し活に全人生を捧げる高校生・木下うたげが、資金欲しさに始めたハウスキーパーのバイト。派遣先はなんと、推しのアイドル福原多聞の自宅だった。ところがそこにいたのは、ステージ上のセクシーでワイルドな姿とは真逆の、ジメジメした陰キャの多聞。「俺なんて応援される価値もない」と卑下する彼に、うたげは「多聞くんは神!」と全力で全肯定する。陰から支えるハウスキーパー兼ファンとして、アイドルとファンの境界線で揺れながら、両片想いの距離がじりじり縮まっていく。笑って、きゅんとして、ちょっと切ない、オタクの心をえぐる推し活ラブコメディ!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 表向きの姿と素顔のギャップに悶えつつ、推す側の楽しさと苦悩にリアルに共感しながら読みたい人
- 夢のようなシチュエーションで心臓が高鳴る、テンポの良い甘酸っぱいラブコメを読んで楽しみたい人
- 自信のない相手を全力で支える健気な姿に、思わず応援したくなる癒やしをたっぷり味わいたい人
向いていない人
- ハイテンションなノリが続くので、落ち着いてしっとり読める展開を主に求めて作品を選びたい人
- 二人の関係がゆっくり進むため、早く分かりやすく甘くなる恋愛の進展をすぐに見たいと期待する人
- 自己肯定感の低い主人公の描写が多いので、自信を持って堂々ぶつかる強い主役を望んで読みたい人
良い感想・レビュー
- 推しに人生捧げてるオタクなので、うたげの強火担っぷりに完全に共感しました。推しがいると生きる理由ができて頑張れる、あの感覚をここまで描いてくれて嬉しい。
- ステージ上のワイルドな多聞くんと、素のネガティブすぎる多聞くんの落差で最初から笑わされました。情緒不安定な陰キャっぷりと表現力の豊かさが最高に面白いです。
- うたげが推しとしてだけじゃなく、ジメジメウジウジの「ジメ原さん」まで好きになっていくのが良かった。ひとりの人として理解して好きになる過程に無理がなくて沁みました。
- 少女漫画を普段読まない男ですが、立ち読みしたら一発で虜になりました。絵がいいのにコメディ感が強くてテンポがいいから読みやすくて、なんだこれは天才かと唸ったほどです。
- うたげにも推しに迷惑かけたくない控えめな顔と、熱狂的なファンの顔の二面性があるんです。多聞くんと同じく二つの顔を持つ二人だから、パーフェクトな組み合わせだと思いました。
悪い感想・レビュー
- アイドルの裏側を描きたいあまり、表の活動描写がおざなりになった気がします。二面性のギャップが薄れてきたのが残念で、ステージ上の魅力が伝聞ばかりで伝わってこなかった。
- 設定が現実離れしすぎていて入り込めませんでした。推しの家のハウスキーパーになるオタクなんて実際いるのか疑問だし、女子高生が一人暮らしの男性宅で働く不安も気になりました。
- 目的のためなら非常識なこともする、自己中なオタクの良くない部分が垣間見えて引っかかりました。元気づけるシーンはいいけど、共感より先にもやっとしてしまう場面もあった。
- うたげの性格が普通すぎて、別に彼女じゃなくても多聞は好きになったのではと思ってしまいます。桜利を当て馬みたいに扱う展開が苦手で、そこだけはどうしても受け入れられなかった。
- 「推しが武道館いってくれたら死ぬ」と比べて読んでしまって、アイドルとファンを描く深みの差を感じてしまいました。陰キャやオタク嫌いなど、設定を盛りすぎな気もします。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
推しに人生捧げてるオタクなので、うたげの強火担っぷりに完全に共感しました。推しがいると生きる理由ができて頑張れる、あの感覚をここまで描いてくれて嬉しい。
アイドルの裏側を描きたいあまり、表の活動描写がおざなりになった気がします。二面性のギャップが薄れてきたのが残念で、ステージ上の魅力が伝聞ばかりで伝わってこなかった。
ステージ上のワイルドな多聞くんと、素のネガティブすぎる多聞くんの落差で最初から笑わされました。情緒不安定な陰キャっぷりと表現力の豊かさが最高に面白いです。
設定が現実離れしすぎていて入り込めませんでした。推しの家のハウスキーパーになるオタクなんて実際いるのか疑問だし、女子高生が一人暮らしの男性宅で働く不安も気になりました。
うたげが推しとしてだけじゃなく、ジメジメウジウジの「ジメ原さん」まで好きになっていくのが良かった。ひとりの人として理解して好きになる過程に無理がなくて沁みました。
目的のためなら非常識なこともする、自己中なオタクの良くない部分が垣間見えて引っかかりました。元気づけるシーンはいいけど、共感より先にもやっとしてしまう場面もあった。
少女漫画を普段読まない男ですが、立ち読みしたら一発で虜になりました。絵がいいのにコメディ感が強くてテンポがいいから読みやすくて、なんだこれは天才かと唸ったほどです。
うたげの性格が普通すぎて、別に彼女じゃなくても多聞は好きになったのではと思ってしまいます。桜利を当て馬みたいに扱う展開が苦手で、そこだけはどうしても受け入れられなかった。
うたげにも推しに迷惑かけたくない控えめな顔と、熱狂的なファンの顔の二面性があるんです。多聞くんと同じく二つの顔を持つ二人だから、パーフェクトな組み合わせだと思いました。
「推しが武道館いってくれたら死ぬ」と比べて読んでしまって、アイドルとファンを描く深みの差を感じてしまいました。陰キャやオタク嫌いなど、設定を盛りすぎな気もします。





