レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
砂時計 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
砂時計
著者: 芦原妃名子
連載: Betsucomi
評価: 9.3/10
あらすじ
12歳の冬、両親の離婚で母の故郷へ移り住んだ杏。知らない土地に戸惑う彼女へ、豪快な幼なじみや近所の兄妹が居場所をくれた。けれど暮らしに削られていった母は、一年計の砂時計を娘に残して逝ってしまう。救えなかった悔いを抱えたまま、杏は初恋の相手と手を取り合い、離れては近づき、傷つけ合っては別れ、それでも忘れられないまま大人になっていく。別の相手との結婚を目前にしても、胸の奥の声は消えてくれない。落ちていく砂がそのまま、戻らない時間の重さになって胸に積もる。初恋の痛みも、生きることのままならなさも、遠まわりの果てに届く答えも、全部そろった長い恋の物語!
読む前に確認したい相性
向いている人
- キラキラした恋の話より、初恋の痛みと消えない後悔まで丸ごと描ききった物語をじっくり読みたい人
- 戻らない時間の重さを、十年以上かけてようやくたどり着く遠まわりの恋の形で味わいたい人
- 弱さを抱えた主人公が周りに支えられて立ち直っていくまでを、時間をかけて見届けたい人
向いていない人
- 明るくときめく学園ものを読みたい気分で、家族の死という重い題材はできれば避けておきたい人
- すれ違いと遠距離が長く続く展開が苦手で、もどかしさに耐える読み方は選びたくない人
- 感情を強く揺さぶられると疲れてしまうので、軽い気持ちで読める恋の話を探している人
良い感想・レビュー
- 主人公はどこか危なっかしくて、それでも前へ進もうとする。読んでいるうちに、誰かをただ好きだった時間がふっとよみがえってきた。忘れていた感情を掘り起こされた気分だ。
- すれ違っても、別の誰かに恋しても、互いを忘れられない。切なくて苦しくて、たまに幸せ。時の流れを映す砂時計の置き方がきれいで、これまで読んだ恋の話でいちばん胸に残りました。
- 少女漫画にしては重いが、その分だけ読みごたえがある。何度も泣かされた。誰と付き合っても互いを追い続ける二人の想いが、全編を詩のように貫いていくのがうまい。
- キラキラした少女漫画とは違います。初恋の痛さと子どもの頃の記憶が丁寧に描かれていて、あの頃にはもう戻れないという感覚が、タイトルとぴたりと重なるんです。
- 苦しくて動けない時期に読み、登場人物それぞれの葛藤や成長に何度も背中を押されました。何年たっても心に残る、自分の転換期に寄り添ってくれた一冊です。
悪い感想・レビュー
- 主人公も相手役も、抱えているものが重すぎる。この二人で幸せになれるのかと、読みながら何度も心配になった。恋の話として気楽に楽しむのは、自分には難しかった。
- キラキラした少女漫画のつもりで開いたら、序盤から母の死という重い出来事が来て、正直しばらく拒否反応が出ました。明るい話を求めて手に取ると面食らうと思います。
- すれ違いと遠距離、過去の傷に囚われる展開がとにかく長い。胸が苦しくなって、途中で何度か休まないと気持ちを持っていかれた。一気読みには向かない作りだ。
- 自分の言いたいことだけ言って、相手がどう受け取るかを考えない人がやたら多い気がします。すれ違いの原因がそこにあるので、もどかしい場面がずっと続きました。
- 繊細すぎる主人公が過去を引きずり続ける姿には、正直いらいらしました。母親が追い詰められていく描き方もリアルすぎて苦しく、読む側の体調を選ぶ作品だと感じます。
良い感想・レビュー
- 主人公はどこか危なっかしくて、それでも前へ進もうとする。読んでいるうちに、誰かをただ好きだった時間がふっとよみがえってきた。忘れていた感情を掘り起こされた気分だ。
- すれ違っても、別の誰かに恋しても、互いを忘れられない。切なくて苦しくて、たまに幸せ。時の流れを映す砂時計の置き方がきれいで、これまで読んだ恋の話でいちばん胸に残りました。
- 少女漫画にしては重いが、その分だけ読みごたえがある。何度も泣かされた。誰と付き合っても互いを追い続ける二人の想いが、全編を詩のように貫いていくのがうまい。
- キラキラした少女漫画とは違います。初恋の痛さと子どもの頃の記憶が丁寧に描かれていて、あの頃にはもう戻れないという感覚が、タイトルとぴたりと重なるんです。
- 苦しくて動けない時期に読み、登場人物それぞれの葛藤や成長に何度も背中を押されました。何年たっても心に残る、自分の転換期に寄り添ってくれた一冊です。
悪い感想・レビュー
- 主人公も相手役も、抱えているものが重すぎる。この二人で幸せになれるのかと、読みながら何度も心配になった。恋の話として気楽に楽しむのは、自分には難しかった。
- キラキラした少女漫画のつもりで開いたら、序盤から母の死という重い出来事が来て、正直しばらく拒否反応が出ました。明るい話を求めて手に取ると面食らうと思います。
- すれ違いと遠距離、過去の傷に囚われる展開がとにかく長い。胸が苦しくなって、途中で何度か休まないと気持ちを持っていかれた。一気読みには向かない作りだ。
- 自分の言いたいことだけ言って、相手がどう受け取るかを考えない人がやたら多い気がします。すれ違いの原因がそこにあるので、もどかしい場面がずっと続きました。
- 繊細すぎる主人公が過去を引きずり続ける姿には、正直いらいらしました。母親が追い詰められていく描き方もリアルすぎて苦しく、読む側の体調を選ぶ作品だと感じます。
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