レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
ナニワトモアレ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ナニワトモアレ
著者: 南勝久
連載: 週刊ヤングマガジン
評価: 8.2/10
あらすじ
平成のはじめ、大阪。免許を取ったばかりの十八歳が、モテたい一心で新車のシルビアを買う。先輩に誘われるまま環状線を走る集団へ入り、夜ごと高速をぶっ飛ばす日々がはじまった。ナンパに明け暮れ、よそのチームとぶつかり、くだらない下ネタで笑い転げる。そのすぐ隣で、仲間が取り返しのつかない事故を起こす。走る楽しさと、失う重さ。どちらも抱えたまま、男たちはハンドルを握り続ける。やがて内輪のもめごとからチームを離れ、自分たちの旗を立てるために新しい仲間を集めていく。作者が過ごした夜をそのまま紙に焼きつけたような、笑えて、痛くて、切ない青春!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 車と喧嘩とギャグが全部好きで、平成初期の走り屋たちの空気を作りものでなくそのまま浴びたい人
- きれいに整えられた不良像ではなく、バカで不恰好なまま燃えていた若さをのぞいてみたい人
- 笑いと暴力と切なさが同じ皿に盛られた、雑多で騒がしい男たちの群像劇をまるごと楽しめる人
向いていない人
- 下ネタの多い作品が苦手で、エロ描写を挟まない落ち着いた不良漫画をゆっくり読みたい人
- 法を破る側に気持ちを寄せにくく、暴走行為を娯楽として眺めることそのものに抵抗がある人
- 最初から絵が整っている作品を求めていて、荒削りな初期の描線に付き合うのがしんどい人
良い感想・レビュー
- 車と喧嘩とギャグ、全部好きな自分にはたまらない一作でした。寓話ではなく地続きのリアルという感じで、出てくる連中がそのへんにいそうなところがいい。笑いながら読めます。
- ダジャレあり走りあり、重い事件ありで、いろんな話が同時に進んでいく。何度読み返しても飽きない密度があって、久しぶりに開いたのにまた手が伸びた。
- 従兄がリアルタイムで環状族だったので、自分にはただの車漫画で終わりませんでした。大阪の人情と友達づきあいの温度がちゃんと描かれていて、女心の勉強にもなります。
- バリバリのヤンキーものとは違って、そのへんの不良たちの日常という距離感がいい。笑いと暴力とエロと感動が同居する雑多さが心地よく、読んでいて肩に力が入らない。
- 傍から見ればバカで無意味なのに、彼らの熱だけはひしひし届きます。等身大で不恰好な男くささが他の不良漫画になくて、読み終えて残るのは切なさとはまた違う悲しさ。
悪い感想・レビュー
- リアルというよりドキュメンタリーに近い作りは面白いのですが、走る連中が美化されすぎているところは正直残念でした。真似する人が出ないことを願うばかりです。
- 主人公が喧嘩で名を上げることに夢中で、彼女の異変にまるで気づきません。あの身勝手さにいらいらする場面が続いて、読んでいて気持ちがささくれ立ちました。
- 下ネタの言葉選びがとにかく直球なので、そこが苦手な人はまず受け付けないと思います。下品さで押し切る笑いが続くから、静かに読める不良漫画を期待すると裏切られます。
- 環状族という存在そのものに乗り切れなかった。高校生ならまだしも、大人になった連中の暴走に肩入れするのが難しいし、主人公にも突き抜けたところがなくて物足りない。
- 悪くはないけれど際どいラインというのが正直なところ。微妙という言葉がしっくりくる手ざわりだし、絵も初めのうちは拙くて、そこで脱落しかけた自分がいます。
良い感想・レビュー
- 車と喧嘩とギャグ、全部好きな自分にはたまらない一作でした。寓話ではなく地続きのリアルという感じで、出てくる連中がそのへんにいそうなところがいい。笑いながら読めます。
- ダジャレあり走りあり、重い事件ありで、いろんな話が同時に進んでいく。何度読み返しても飽きない密度があって、久しぶりに開いたのにまた手が伸びた。
- 従兄がリアルタイムで環状族だったので、自分にはただの車漫画で終わりませんでした。大阪の人情と友達づきあいの温度がちゃんと描かれていて、女心の勉強にもなります。
- バリバリのヤンキーものとは違って、そのへんの不良たちの日常という距離感がいい。笑いと暴力とエロと感動が同居する雑多さが心地よく、読んでいて肩に力が入らない。
- 傍から見ればバカで無意味なのに、彼らの熱だけはひしひし届きます。等身大で不恰好な男くささが他の不良漫画になくて、読み終えて残るのは切なさとはまた違う悲しさ。
悪い感想・レビュー
- リアルというよりドキュメンタリーに近い作りは面白いのですが、走る連中が美化されすぎているところは正直残念でした。真似する人が出ないことを願うばかりです。
- 主人公が喧嘩で名を上げることに夢中で、彼女の異変にまるで気づきません。あの身勝手さにいらいらする場面が続いて、読んでいて気持ちがささくれ立ちました。
- 下ネタの言葉選びがとにかく直球なので、そこが苦手な人はまず受け付けないと思います。下品さで押し切る笑いが続くから、静かに読める不良漫画を期待すると裏切られます。
- 環状族という存在そのものに乗り切れなかった。高校生ならまだしも、大人になった連中の暴走に肩入れするのが難しいし、主人公にも突き抜けたところがなくて物足りない。
- 悪くはないけれど際どいラインというのが正直なところ。微妙という言葉がしっくりくる手ざわりだし、絵も初めのうちは拙くて、そこで脱落しかけた自分がいます。










