レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
間違った子を魔法少女にしてしまった の感想と評価(良いところ、悪いところ)
間違った子を魔法少女にしてしまった
著者: 双龍
連載: くらげバンチ
評価: 9/10
あらすじ
人類の脅威である怪生物アタスンモを駆除するため、マスコットのミュがスカウトしたのは、容姿端麗、金髪ツインテールの可憐な女子高生・真風羽華代。しかし彼女の中身は、常にタバコを吹かし、圧倒的な暴力で街を支配する最凶のヤンキーだった!変身しても魔法など一切使わず、拳とローキックのみの凶暴なストリートファイトで敵を蹂躙していく、文字通り『間違った魔法少女』の暴走劇。一発ネタのギャグかと思いきや、魔法少女の過酷なシステムや天界の神々の陰謀を巡る、徐々に壮大でシリアスな戦記へと昇華していく完璧なストーリーテリング。飛び散る血とヤニの煙、そして自らの信念を貫き悪を粉砕する、新世代ダークアクションコメディの最高峰!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 見た目と中身の極端なギャップが笑えて、ハイテンションな暴力アクションコメディを楽しめる人
- ギャグから徐々にシリアスなダーク展開へとシフトしていく、緩急ある構成に面白さを感じられる人
- コメディのキレとバトル作画の迫力が高次元で融合した、毒気と中毒性のある作品が好きな人
向いていない人
- 顔面が潰れたり血が大量に飛び散るような凄惨なグロ描写が苦手で、食欲のある時には読めない人
- ギャグ路線が最後まで続くことを期待し、後半のシリアス・ダーク展開を好まない人
- 刊行ペースが遅く、長期間の更新待ちが続く不定期連載形式に強いストレスを感じる人
良い感想・レビュー
- 俺、金髪縦ロールの超絶美少女なのに、中身は常にタバコを吸いながら拳で怪物の顔面をボコボコにする華代の凶暴さにガチで惚れた。魔法を一切使わず物理(ローキック等)で解決するカタルシスが最高。
- ただの一発ネタギャグかと思いきや、魔法少女制度の残酷な真実や、天界の神々の陰謀が明かされていく壮大でシリアスなストーリーに圧倒された。自分の筋を通して悪を粉砕する華代の姿は本気で熱くて痺れる。
- 華代がタバコを本当に美味そうに吹かす「ヤニ描写」のこだわりや、お供のミュの不憫すぎるツッコミリアクションのテンポがまじで大好き。コメディとしてのキレが抜群で、何回読んでも腹を抱えて笑える。
- 双龍先生の描く、女の子の抜群のプロポーションと、一打ごとに骨が砕け血が飛び散る生々しい肉体バトル作画が完璧に融合している。アクションの構図がめちゃくちゃ格好よくて、青年漫画として一級品。
- 13巻の、華代が再び自らの信念のために天界の神々(ミカ族等)の理不尽なルールに宣戦布告する展開は鳥肌が立った!ギャグの皮を被りながら、本筋のサスペンスとバトルのボルテージが最高に熱い傑作。
悪い感想・レビュー
- 華代の戦闘スタイルが完全にストリートファイトなので、顔面が拉げたり血が大量に吹き飛ぶような凄惨なグロ描写が多くて私は少し引いてしまった。コメディにしては暴力がガチすぎて、食事中には読めない。
- 最初はヤンキーがタバコを吸いながら怪物をハメ殺すゆるいギャグだったのに、後半から天界の政治的な対立や複雑なシリアス展開にシフトしたのが寂しい。もっと初期の、シンプルなおバカコメディが見たかった。
- 月刊くらげバンチでの不定期連載なのもあって、単行本が出るスパンが年に1回近く空くような刊行ペースの遅さが少しじれったい。長編のシリアスバトルが続いている時は、ストーリーの進展が遅く感じてしまう。
- 華代がどれほど圧倒的に強くても、結局は彼女の「我儘と力ずく」ですべての複雑な理不尽や設定を無理やり解決してしまうのが、少しご都合主義に感じた。もう少し彼女を脅かす、手強い知略タイプのライバルが欲しい。
- 登場する舎弟の雅二戸やお供のミュなど、周りのキャラクターたちが華代の圧倒的な暴力に怯えるだけのコメディパターンが長引いて少し退屈した。もう少し彼ら自身のアクションでの見せ場や自立が見たかった。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
俺、金髪縦ロールの超絶美少女なのに、中身は常にタバコを吸いながら拳で怪物の顔面をボコボコにする華代の凶暴さにガチで惚れた。魔法を一切使わず物理(ローキック等)で解決するカタルシスが最高。
華代の戦闘スタイルが完全にストリートファイトなので、顔面が拉げたり血が大量に吹き飛ぶような凄惨なグロ描写が多くて私は少し引いてしまった。コメディにしては暴力がガチすぎて、食事中には読めない。
ただの一発ネタギャグかと思いきや、魔法少女制度の残酷な真実や、天界の神々の陰謀が明かされていく壮大でシリアスなストーリーに圧倒された。自分の筋を通して悪を粉砕する華代の姿は本気で熱くて痺れる。
最初はヤンキーがタバコを吸いながら怪物をハメ殺すゆるいギャグだったのに、後半から天界の政治的な対立や複雑なシリアス展開にシフトしたのが寂しい。もっと初期の、シンプルなおバカコメディが見たかった。
華代がタバコを本当に美味そうに吹かす「ヤニ描写」のこだわりや、お供のミュの不憫すぎるツッコミリアクションのテンポがまじで大好き。コメディとしてのキレが抜群で、何回読んでも腹を抱えて笑える。
月刊くらげバンチでの不定期連載なのもあって、単行本が出るスパンが年に1回近く空くような刊行ペースの遅さが少しじれったい。長編のシリアスバトルが続いている時は、ストーリーの進展が遅く感じてしまう。
双龍先生の描く、女の子の抜群のプロポーションと、一打ごとに骨が砕け血が飛び散る生々しい肉体バトル作画が完璧に融合している。アクションの構図がめちゃくちゃ格好よくて、青年漫画として一級品。
華代がどれほど圧倒的に強くても、結局は彼女の「我儘と力ずく」ですべての複雑な理不尽や設定を無理やり解決してしまうのが、少しご都合主義に感じた。もう少し彼女を脅かす、手強い知略タイプのライバルが欲しい。
13巻の、華代が再び自らの信念のために天界の神々(ミカ族等)の理不尽なルールに宣戦布告する展開は鳥肌が立った!ギャグの皮を被りながら、本筋のサスペンスとバトルのボルテージが最高に熱い傑作。
登場する舎弟の雅二戸やお供のミュなど、周りのキャラクターたちが華代の圧倒的な暴力に怯えるだけのコメディパターンが長引いて少し退屈した。もう少し彼ら自身のアクションでの見せ場や自立が見たかった。





