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あせとせっけん の感想と評価(良いところ、悪いところ)
あせとせっけん
著者: 山田金鉄
連載: 週刊Dモーニング/モーニング
評価: 9/10
あらすじ
化粧品メーカー・リリアドロップに勤める汗っかきOL八重島麻子は、自分の体質に強いコンプレックスを抱えていた。ある日、商品開発部の名取香太郎から「君の匂いは素晴らしい、新商品の石鹸開発のため毎日嗅ぎたい」と告げられる。戸惑いながらも距離を縮めていく二人は、仕事と恋愛の間で揺れ動きながら互いの心を開いていく。匂いフェチを軸に描く、優しくも少し刺激的な大人の恋物語。
良い所
- コンプレックスを受け入れてくれる関係性が温かく心に響く。
- 社会人同士の恋愛がリアルで共感しやすい描写が多い。
- 匂いフェチというユニークな設定が新鮮で面白い。
- 仕事と恋愛のバランスが良く、ストーリーに厚みがある。
- 絵柄が柔らかくキャラクターの感情が伝わりやすい。
悪い所
- 恋愛の進展が早く、じっくり描いてほしいと感じる場面がある。
- 匂いフェチ設定が合わない読者には入り込みづらい。
- 甘い描写が多く、シリアスさを求める人には物足りない。
- 登場人物の背景説明が少なく、深みが足りない部分がある。
- 同じようなやり取りが繰り返される巻ではマンネリ感が出る。




