レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
ARMS の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ARMS
連載: 週刊少年サンデー
評価: 8.8/10
あらすじ
平凡な高校生だった高槻涼の右腕には、意思を持つ金属生命体ARMSが眠っていた。転校生・新宮隼人の襲撃をきっかけに、涼は自らの身体と出生に隠された秘密へ引きずり込まれていく。ナイト、ホワイトラビット、クイーン。それぞれの四肢や瞳にARMSを宿した少年少女が集い、世界を裏で操る巨大組織エグリゴリと激突する。息つく間もなく明かされる謎、進化していく力、痛みと引き換えに深まる仲間との絆。連れ去られた幼馴染を取り戻すため、そして自分の内で暴れる破壊衝動と折り合うため、涼は意志の力を武器に戦い抜く。友情と絆、絶望と希望が渦を巻く、近未来バトルの金字塔!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 緻密なSF設定と勢いのある王道バトルアクションを、腰を据えてまとめて味わいたい人
- 少年少女が葛藤しながら支え合う、友情と絆で胸が熱くなる物語をじっくり追いかけたい人
- 敵味方どちらの背景も丁寧に掘り下げる、読み応えのある濃いSF群像劇をじっくり味わいたい人
向いていない人
- エグめの流血やグロテスクな描写がくり返される展開に、気持ちがしんどくなりやすい人
- 物語序盤から設定の解説がセリフで細かく続くぶん、説明の多い語り口をまだるっこしく感じる人
- 巻数が多く終盤にかけて展開がゆっくりになる長編で、テンポの緩みが気になりやすい人
良い感想・レビュー
- 右腕のナノマシンが暴走し、敵が次々に襲ってくる。とにかく展開が速くて、私は一気に引き込まれた。三人組で戦うバディ感もほかにない味で、これぞ王道バトルって興奮した。
- 最初は敵が強くなるだけかと飽きかけました。それでも最後まで読んで心底よかったです。仲間と葛藤しながら支え合って進む姿に胸が熱くなり、読み終えたあとのすっきりした余韻が残ります。
- 皆川亮二の若い頃の絵はとにかく勢いがあって、ページをめくるたびに迫力に押される。ストーリーもよく練られていて、先の読めない展開にむき出しの熱量を感じてワクワクさせられる。
- 敵組織のキャラひとりひとりに背景がしっかり描かれていて、単純な善悪の話じゃない。絶望や焦りまでいろんな角度からすくい取る筆致に、私はこれを近未来バトルの到達点だと感じた。
- 日常からいきなり非日常に放り込まれていく涼を追ううち、守りたいものを守れず自分が自分でなくなっていく苦しみが刺さってくる。この鬼気迫る痛みがあるから濃い作品として忘れられない。
悪い感想・レビュー
- 物語の謎が明かされていくのは楽しめたけど、途中の描写はけっこうえぐい。子どもの頃に読んだときは気持ち悪さが勝った場面もあって、グロ表現への耐性がない人はしんどいと思う。
- 設定を伝えたい気持ちはわかるけど、私には台詞の説明口調が少し重かった。キャラがぜんぶ言葉で解説してくれるぶん、余白で感じ取る楽しさが削られる気がして、途中でペースが鈍ってしまう。
- かっこつけたセリフが多くて、振り切った中二っぽさは正直むずむずした。少年漫画としてはこれくらい突き抜けていいのかもだけど、巻数が長くて私は途中で一度離れてしまった。
- 戦線に戻ったキャラがいきなり強くなっていて、私は成長の速さについていけなかった。力自慢と読心役の敵コンビの繰り返しもややマンネリに感じて、もっと話を前に進めてほしかった。
- 終盤は少し引き伸ばされた印象で、結末の見当がついてからは私もだいぶだれてしまった。物語の鍵を握るはずのヒロインにも最後まで乗り切れず、中心人物としての物足りなさが心残りだった。
良い感想・レビュー
- 右腕のナノマシンが暴走し、敵が次々に襲ってくる。とにかく展開が速くて、私は一気に引き込まれた。三人組で戦うバディ感もほかにない味で、これぞ王道バトルって興奮した。
- 最初は敵が強くなるだけかと飽きかけました。それでも最後まで読んで心底よかったです。仲間と葛藤しながら支え合って進む姿に胸が熱くなり、読み終えたあとのすっきりした余韻が残ります。
- 皆川亮二の若い頃の絵はとにかく勢いがあって、ページをめくるたびに迫力に押される。ストーリーもよく練られていて、先の読めない展開にむき出しの熱量を感じてワクワクさせられる。
- 敵組織のキャラひとりひとりに背景がしっかり描かれていて、単純な善悪の話じゃない。絶望や焦りまでいろんな角度からすくい取る筆致に、私はこれを近未来バトルの到達点だと感じた。
- 日常からいきなり非日常に放り込まれていく涼を追ううち、守りたいものを守れず自分が自分でなくなっていく苦しみが刺さってくる。この鬼気迫る痛みがあるから濃い作品として忘れられない。
悪い感想・レビュー
- 物語の謎が明かされていくのは楽しめたけど、途中の描写はけっこうえぐい。子どもの頃に読んだときは気持ち悪さが勝った場面もあって、グロ表現への耐性がない人はしんどいと思う。
- 設定を伝えたい気持ちはわかるけど、私には台詞の説明口調が少し重かった。キャラがぜんぶ言葉で解説してくれるぶん、余白で感じ取る楽しさが削られる気がして、途中でペースが鈍ってしまう。
- かっこつけたセリフが多くて、振り切った中二っぽさは正直むずむずした。少年漫画としてはこれくらい突き抜けていいのかもだけど、巻数が長くて私は途中で一度離れてしまった。
- 戦線に戻ったキャラがいきなり強くなっていて、私は成長の速さについていけなかった。力自慢と読心役の敵コンビの繰り返しもややマンネリに感じて、もっと話を前に進めてほしかった。
- 終盤は少し引き伸ばされた印象で、結末の見当がついてからは私もだいぶだれてしまった。物語の鍵を握るはずのヒロインにも最後まで乗り切れず、中心人物としての物足りなさが心残りだった。





