レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
風夏 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
風夏
完結著者: 瀬尾公治
連載: 週刊少年マガジン
評価: 7.8/10
あらすじ
人付き合いが苦手で、いつもスマホの画面ばかり見ていた榛名優。転校先の東京で、携帯も持たずに空を見上げる少女・秋月風夏とぶつかるように出会う。ふとこぼした優のひと言から、二人は仲間を集めてバンドを組み、文化祭やライブハウスで音を鳴らしはじめる。人気歌手になった幼なじみとの間で揺れながら、優と風夏の距離は少しずつ縮まっていく。ところが初めての大舞台を前に、誰も予想しない出来事が彼らを打ちのめす。壊れかけた場所から、それでも音を手放さなかった若者たち。歌うことでしか越えられない痛みと、その先に見えてくる武道館の光。読み終えてもしばらく胸の奥が鳴りやまない青春バンド物語!
読む前に確認したい相性
向いている人
- バンドの音が紙の上から聞こえてくるような、演奏の熱を絵だけで味わえる漫画をずっと探している人
- 明るい青春が途中で大きく揺さぶられても、痛みごと抱えて進んでいく物語を最後まで受け止められる人
- 止まらないテンポで話が転がっていく、先の読めない展開に振り回される読み心地が好きな人
向いていない人
- 主要な登場人物がそろって幸せなまま終わる、後味の軽い恋愛ものをいまは読みたい気分の人
- にぎやかすぎるノリや唐突に挟まってくる際どい場面があると、物語に入り込めなくなる人
- 都合よく才能が開いていく流れが引っかかり、積み上げの丁寧さを何より大事にしたい人
良い感想・レビュー
- 読み始めてすぐ、話がどんどん転がっていく速さに引き込まれた。間を置かずに畳みかけてくる展開でキャラの立ち方もセリフの切れも気持ちいい。だらける場面がほとんどなく、最後まで走らされた。
- 音楽ものは曲が聞こえてこないと乗れないのだけれど、この作品は違った。演奏の熱がそのままコマから伝わるので、鳴っている音を勝手に思い浮かべられる。バンドの空気感まで掴めたのが嬉しい。
- 明るい青春が途中で崩れたときは、この先どうなるのかと放り出された気分になった。それでも仲間がもう一度集まって音を出す場面があって、立ち上がり直す姿に泣いてしまった。
- 衝撃的な展開があると聞いて身構えて読みました。それでもキャラの描き方や見せ場の作り方が丁寧で、構成の組み立ての上手さに感心しっぱなし。怖いもの見たさで手に取ったのに、すすめたい一本になりました。
- 終盤に向けて、去った人をもう一度舞台に立たせる演出がきれいに決まっていました。支える側の面々もいつのまにか頼もしく育っていて、読み終えたあとは彼らのその後まで想像したくなります。
悪い感想・レビュー
- 題名にもなっている子があんなことになるとは思わず、しばらく続きを開けなかった。明るい話だと思って読み始めた分の落差がきつい。どこかで救われる形にしてほしかったと今でも思う。
- テンションが最初から最後まで高くて、騒がしいノリが途切れないのがしんどかった。合間に挟まる際どい場面も自分には必要に見えず、早々に満腹になって手が止まった。
- 主人公が急に人前で歌えるようになる流れには、さすがに首をかしげてしまう。都合よく開花しすぎる才能のせいで、それまで積み上げてきた地道な練習の重みが薄れた気がする。
- 事故を起こしてしまった側とその家族の扱いが、読んでいて気の毒でならなかった。責める矛先が一方に寄りすぎているように見えて、感動的な場面でも素直に乗れない自分がいる。
- 終わり方は予想の範囲に収まっていて、音楽ものはここに行き着くのかと少し肩透かしだった。着地の無難さが引っかかり、途中の荒っぽさが好きだった分だけ物足りない。
良い感想・レビュー
- 読み始めてすぐ、話がどんどん転がっていく速さに引き込まれた。間を置かずに畳みかけてくる展開でキャラの立ち方もセリフの切れも気持ちいい。だらける場面がほとんどなく、最後まで走らされた。
- 音楽ものは曲が聞こえてこないと乗れないのだけれど、この作品は違った。演奏の熱がそのままコマから伝わるので、鳴っている音を勝手に思い浮かべられる。バンドの空気感まで掴めたのが嬉しい。
- 明るい青春が途中で崩れたときは、この先どうなるのかと放り出された気分になった。それでも仲間がもう一度集まって音を出す場面があって、立ち上がり直す姿に泣いてしまった。
- 衝撃的な展開があると聞いて身構えて読みました。それでもキャラの描き方や見せ場の作り方が丁寧で、構成の組み立ての上手さに感心しっぱなし。怖いもの見たさで手に取ったのに、すすめたい一本になりました。
- 終盤に向けて、去った人をもう一度舞台に立たせる演出がきれいに決まっていました。支える側の面々もいつのまにか頼もしく育っていて、読み終えたあとは彼らのその後まで想像したくなります。
悪い感想・レビュー
- 題名にもなっている子があんなことになるとは思わず、しばらく続きを開けなかった。明るい話だと思って読み始めた分の落差がきつい。どこかで救われる形にしてほしかったと今でも思う。
- テンションが最初から最後まで高くて、騒がしいノリが途切れないのがしんどかった。合間に挟まる際どい場面も自分には必要に見えず、早々に満腹になって手が止まった。
- 主人公が急に人前で歌えるようになる流れには、さすがに首をかしげてしまう。都合よく開花しすぎる才能のせいで、それまで積み上げてきた地道な練習の重みが薄れた気がする。
- 事故を起こしてしまった側とその家族の扱いが、読んでいて気の毒でならなかった。責める矛先が一方に寄りすぎているように見えて、感動的な場面でも素直に乗れない自分がいる。
- 終わり方は予想の範囲に収まっていて、音楽ものはここに行き着くのかと少し肩透かしだった。着地の無難さが引っかかり、途中の荒っぽさが好きだった分だけ物足りない。
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