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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

ニセコイ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ニセコイ

著者: 古味直志

連載: 週刊少年ジャンプ

ジャンル: ラブコメ学園

評価: 8.3/10

あらすじ

極道一家の跡取り息子・一条楽と、ギャング組織の令嬢・桐崎千棘。対立する組織の抗争を止めるため、二人は「偽物の恋人」を演じることに。しかし、楽には10年前に結婚の約束をした少女の存在があった。約束の鍵を持つのは誰なのか。嘘から始まる恋の行方と、魅力的なヒロインたちとの四角関係。古味直志が美麗な作画で描き出す、王道にして至高 of 学園ラブコメディが開幕!

良い所

  • ヒロインたちがとにかく全員魅力的で、誰を応援するか本気で迷ってしまうほどです。古味先生の圧倒的に綺麗な作画で描かれる表情豊かな彼女たちに、毎巻ドキドキさせられっぱなしでした。
  • 偽の恋人から少しずつ本物の感情が芽生えていく過程が丁寧に描かれていて、胸が熱くなりました。約束の鍵を巡るミステリー要素もあって、続きが気になって一気に読み進めてしまう面白さです。
  • ギャグのテンポが非常に良くて、個性的なサブキャラクターたちの掛け合いにいつも笑わせてもらいました。シリアスな告白シーンの熱量も凄まじく、青春の甘酸っぱさを存分に味わえる傑作です。
  • 最終的に誰を選ぶのか、最後の最後まで予想がつかなくてハラハラしました。それぞれのヒロインの決着の付け方が非常に美しく、読み終えた後は爽やかな感動に包まれる素晴らしい完結でした。
  • 楽の優柔不断さにイライラすることもありますが、彼の優しさが報われる展開には素直に感動します。王道ラブコメの醍醐味がすべて詰まった、私の中では不朽の名作として心に残っている作品です。

悪い所

  • いわゆる「引き延ばし」と感じる展開が多く、なかなか本筋が進まない時期に少し焦れったさを感じました。もう少しテンポ良く鍵の謎に迫ってほしかったというのが、正直な読後の感想です。
  • 主人公が鈍感すぎて、ヒロインたちの気持ちに気付かない描写が続くため、読んでいてストレスを感じることがありました。もう少し早い段階で自覚してほしいと思う場面が何度もありました。
  • ラブコメ特有の「お約束」な展開が多く、先が読めてしまうマンネリ感を否定できない部分があります。斬新な設定を求めている人には、少し物足りなさを感じさせてしまうかもしれません。
  • 最終的な結末に対しては読者の間でも賛否が分かれているようで、自分の推しが報われなかった時の喪失感はかなりのものでした。全員が幸せになる道はなかったのかと、少し切なくなります。
  • 脇役たちの恋愛模様も面白いのですが、メインの二人を差し置いて長々と描かれることがあり、早く本筋に戻ってほしいと感じる時期がありました。バランスが少し偏っているように思います。

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