レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
修羅の門 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
修羅の門
著者: 川原正敏
連載: 月刊少年マガジン
評価: 8.7/10
あらすじ
千年ものあいだ負けたことのない古武術、陸奥圓明流。その第四十代を継ぐ若者が、実戦空手の総本山にふらりと現れ、看板を賭けて門下生を薙ぎ倒していく。四天王との激突、天才空手家との死闘を経て日本の頂点に立った彼は、舞台を海の向こうへ移す。ルール無用の使い手でありながら、あえてグローブをはめてボクシングの世界王者に挑み、ブラジルの何でもありの大会では同じ血を引く継承者と向き合う。勝つためではなく、最強を証明するために不利な土俵へ自ら上がっていく。奥義が放たれる瞬間の静けさも、敗れる側に用意された譲れない理屈も、読み終えたあとまで残る。最後にこちらへ突きつけられるのは、強さとは何かという重い問いかけ!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 技の理屈がきちんと積み上がる格闘描写が好きで、勝ち負けの決まり方まで納得しながら読み進めたい人
- 舞台や競技を変えながら最強とは何かを問い続ける長い物語に、じっくり付き合いたい人
- 敵役にも譲れない事情があり、倒される側の生き様まで丁寧に描く戦いを読んで胸を熱くしたい人
向いていない人
- 勝てるかどうか分からない緊張感が欲しくて、最初から強すぎる主役だと張り合いを感じにくい人
- 線の硬さや白い背景が気になりやすく、連載当時のままの古い絵柄にはなかなか入り込みにくい人
- 積み上げた戦いの決着はきれいに着いてほしくて、あっさり終わる幕引きだと気持ちが余ってしまう人
良い感想・レビュー
- 千年負け知らずの古武術という設定を、ひとつも茶化さず真正面からやり切っています。一子相伝の看板の重みが技のひとつひとつに乗っていて、読みながら何度も唸りました。
- 殺るか殺られるかという剥き出しの空気の中で、主人公はまるで慌てない。静かなまま猛者を薙ぎ倒していく序盤だけで、もうこの漫画の底が知れないと思った。
- 人の域を超えた強さのライバルに、主人公が奥義を立て続けに叩き込んでようやく届く。一撃の重さだけで格を語る戦いが続き、読むこちらまで肩に力が入る。
- 異種格闘技からボクシング、ブラジルの何でもありの大会へと舞台が移っても、問いはずっと「最強とは何か」のまま。負ける側にも譲れない理屈があるから、どの試合も他人事に思えない。
- ルール無用の古流の使い手が、あえてグローブをはめて相手の土俵に上がる。自分から不利を背負いにいく挑み方に、読んでいるこちらまで居住まいを正しました。
悪い感想・レビュー
- 連載初期は絵の線が硬く、背景も白いままのコマが目立つ。今の漫画に慣れた目にはとっつきにくい古さがあり、話に入り込むまでしばらく我慢が必要だった。
- 主人公が最初から強すぎるせいで、勝敗の行方にひやりとする瞬間が少ない。どれだけ鍛え上げた相手でも結局は踏み台で終わる構図が続くのは、正直物足りない。
- 奥義が次々に飛び交う限界の攻防を見せられた後で、決着があっさりつく戦いもある。盛り上がりと決着の落差に、読み終えて肩透かしを食らった気分になりました。
- 大事な一戦の前に無茶な死闘を挟むなど、後先を考えない運びには呆れることもある。先が読めてしまう勝負に長い分量を割かれると、途中で気持ちがだれてくる。
- 打ち合いの絵がどこか止まって見えて、迫力の面ではもう少し欲しかった。何をされても崩れず笑う主人公の余裕ありきの構えが、途中から鼻についてくる。
良い感想・レビュー
- 千年負け知らずの古武術という設定を、ひとつも茶化さず真正面からやり切っています。一子相伝の看板の重みが技のひとつひとつに乗っていて、読みながら何度も唸りました。
- 殺るか殺られるかという剥き出しの空気の中で、主人公はまるで慌てない。静かなまま猛者を薙ぎ倒していく序盤だけで、もうこの漫画の底が知れないと思った。
- 人の域を超えた強さのライバルに、主人公が奥義を立て続けに叩き込んでようやく届く。一撃の重さだけで格を語る戦いが続き、読むこちらまで肩に力が入る。
- 異種格闘技からボクシング、ブラジルの何でもありの大会へと舞台が移っても、問いはずっと「最強とは何か」のまま。負ける側にも譲れない理屈があるから、どの試合も他人事に思えない。
- ルール無用の古流の使い手が、あえてグローブをはめて相手の土俵に上がる。自分から不利を背負いにいく挑み方に、読んでいるこちらまで居住まいを正しました。
悪い感想・レビュー
- 連載初期は絵の線が硬く、背景も白いままのコマが目立つ。今の漫画に慣れた目にはとっつきにくい古さがあり、話に入り込むまでしばらく我慢が必要だった。
- 主人公が最初から強すぎるせいで、勝敗の行方にひやりとする瞬間が少ない。どれだけ鍛え上げた相手でも結局は踏み台で終わる構図が続くのは、正直物足りない。
- 奥義が次々に飛び交う限界の攻防を見せられた後で、決着があっさりつく戦いもある。盛り上がりと決着の落差に、読み終えて肩透かしを食らった気分になりました。
- 大事な一戦の前に無茶な死闘を挟むなど、後先を考えない運びには呆れることもある。先が読めてしまう勝負に長い分量を割かれると、途中で気持ちがだれてくる。
- 打ち合いの絵がどこか止まって見えて、迫力の面ではもう少し欲しかった。何をされても崩れず笑う主人公の余裕ありきの構えが、途中から鼻についてくる。
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