レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
白竜HADOU の感想と評価(良いところ、悪いところ)
白竜HADOU
連載: 週刊漫画ゴラク
評価: 8.3/10
あらすじ
東京の食を支えてきた市場が、まるごと別の土地へ移される。莫大な移転利権と土壌汚染がからみ合う闇に、黒須組若頭・白竜が新しいシノギの臭いを嗅ぎつけた。「この一件、私が仕切らせて頂きます」。その一言から、新聞の一面と裏社会が地続きになっていく。舞台は電機メーカーの技術者引き抜き、新幹線事業に潜む思惑、古都の権力者たち、製薬と政治がからむワクチン開発へと移り変わる。相手取るのは大企業の重役や政治家ばかり。それでも白竜は力ずくで押さない。欲と弱みを読み切り、情報と仕掛けだけで巨大な利権を手繰り寄せる。報道の裏側をのぞき込むような、ひりつく知略の劇画!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 経済事件や政治スキャンダルの報道を追いながら、その裏で何が動いていたのかを物語として読み解きたい人
- 腕っぷしの見せ合いより頭脳戦が好きで、相手の欲や弱みを読み切って追い込む理詰めの駆け引きにしびれる人
- 一話ごとに舞台も題材も入れ替わる社会派の連作サスペンスを、腰を据えて長く追いかけたい人
向いていない人
- 実在の企業や政治家を思わせる描写が続くため、現実への当てこすりを物語に持ち込まれるのが苦手な人
- 利権や株、金の流れをめぐる説明の多い駆け引きが中心なので、細かい理屈を追うのを面倒に感じる人
- 主人公が裏社会の人間である以上、法の外側で話がまとまる展開にどうしても抵抗が残る人
良い感想・レビュー
- 現実に起きた事件をここまで早く物語へ落とし込むのかと驚いた。ニュースで追っていた話の裏側をのぞいている気分になり、題材の拾い方と組み立ての速さに毎回うなってしまう。
- 力ずくで殴り込むのではなく、相手の欲を読んで罠を張っていくやり方が好きです。技術者の引き抜きを仕切る展開などは代理人の仕事に近く、先を読んで仕掛ける手つきにわくわくしました。
- 原発の誘致に反対する人たちを昔どう黙らせたのか、そんな過去が今のシノギにつながっていく。裏社会と社会問題が交わる場所の描き方が面白くて、電力会社を相手にどう仕切るのかと前のめりになる。
- 舞台もテーマも毎回がらりと変わるので飽きがこない。相手の弱みを握ってじわじわ追い込み、あの決め台詞が出る瞬間の理詰めで攻めきる爽快さがたまらなかった。
- どこまでが取材でどこからが作り話なのか、読みながら何度も迷いました。市場の移転をめぐる利権の描写は生々しく、現実と地続きに見えてくる怖さがずっと消えません。
悪い感想・レビュー
- 電池をめぐる駆け引きは目の付け所が面白かったのに、負ける側の経営者があまりに考えなしで拍子抜けした。敵役の頭の悪さがリアルさを削いでしまったと思う。
- 大きな利権の話が動く割に、肝心のネタ元が飲み屋の噂話だったりする。情報の入り口が軽すぎる回が続くと、都合よく話が回っているように見えてしまう。
- 実在の経済事件を下敷きにした話で、主人公が味方する側にどうしても乗れなかった。並んだ事実を追うほど擁護しきれない立場に見えて、読みながら首をひねった。
- 前のシリーズから何がどう変わったのか、正直つかめないまま読んでいる。看板を掛け替えただけの新装開店に見えてしまうもどかしさがあり、宿敵との因縁にそろそろ決着がほしい。
- 誰がモデルなのかすぐ分かる政治家が出てきて、その分だけ身構えてしまった。当てこすりが露骨すぎる回は物語として楽しむより、現実の答え合わせをしている気分になる。
良い感想・レビュー
- 現実に起きた事件をここまで早く物語へ落とし込むのかと驚いた。ニュースで追っていた話の裏側をのぞいている気分になり、題材の拾い方と組み立ての速さに毎回うなってしまう。
- 力ずくで殴り込むのではなく、相手の欲を読んで罠を張っていくやり方が好きです。技術者の引き抜きを仕切る展開などは代理人の仕事に近く、先を読んで仕掛ける手つきにわくわくしました。
- 原発の誘致に反対する人たちを昔どう黙らせたのか、そんな過去が今のシノギにつながっていく。裏社会と社会問題が交わる場所の描き方が面白くて、電力会社を相手にどう仕切るのかと前のめりになる。
- 舞台もテーマも毎回がらりと変わるので飽きがこない。相手の弱みを握ってじわじわ追い込み、あの決め台詞が出る瞬間の理詰めで攻めきる爽快さがたまらなかった。
- どこまでが取材でどこからが作り話なのか、読みながら何度も迷いました。市場の移転をめぐる利権の描写は生々しく、現実と地続きに見えてくる怖さがずっと消えません。
悪い感想・レビュー
- 電池をめぐる駆け引きは目の付け所が面白かったのに、負ける側の経営者があまりに考えなしで拍子抜けした。敵役の頭の悪さがリアルさを削いでしまったと思う。
- 大きな利権の話が動く割に、肝心のネタ元が飲み屋の噂話だったりする。情報の入り口が軽すぎる回が続くと、都合よく話が回っているように見えてしまう。
- 実在の経済事件を下敷きにした話で、主人公が味方する側にどうしても乗れなかった。並んだ事実を追うほど擁護しきれない立場に見えて、読みながら首をひねった。
- 前のシリーズから何がどう変わったのか、正直つかめないまま読んでいる。看板を掛け替えただけの新装開店に見えてしまうもどかしさがあり、宿敵との因縁にそろそろ決着がほしい。
- 誰がモデルなのかすぐ分かる政治家が出てきて、その分だけ身構えてしまった。当てこすりが露骨すぎる回は物語として楽しむより、現実の答え合わせをしている気分になる。
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