レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
機動警察パトレイバー の感想と評価(良いところ、悪いところ)
機動警察パトレイバー
著者: ゆうきまさみ
連載: 週刊少年サンデー
評価: 8.8/10
あらすじ
巨大な人型作業機械が工事現場で当たり前に動く、近未来の東京。便利になった裏側で、その機械を使った犯罪も増えていった。取り締まるために作られたのが、警視庁のはみ出し者ばかりを集めた専門部隊。新型機に一目惚れした新人の女性警官は、大手メーカーの跡取り息子や、血の気が多すぎる同僚、頼りなさそうに見えて食えない隊長と肩を並べる。日々は書類仕事と出動の繰り返し。そこへ、ある大企業が極秘に育てていた実験機が街に牙をむく。会議も根回しも予算も描き込まれ、鉄の巨人が動く街のにおいまで伝わってくる。汗くさいお巡りさんと近未来が同居する、色あせない警察ドラマ!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 空想の機械が街で働く近未来を、絵空事ではなく地に足のついた社会の話として読みたい人
- 会議や根回しまで描かれる働く大人の物語が好きで、派手な戦闘場面だけでは物足りない人
- はみ出し者が集まった職場の気の置けないやり取りを、事件の合間にずっと眺めていたい人
向いていない人
- ロボット同士の派手な戦いだけを心待ちにしていて、会議や根回しの場面は飛ばしたくなる人
- 悪をきっぱり倒して終わるすっきりした勧善懲悪を求めていて、読後の後味の重さが苦手な人
- 描かれた近未来の道具立てに古さを感じると、そこが気になって物語に入り込めなくなる人
良い感想・レビュー
- ロボットが出てくるのに、描かれているのは地に足のついた日本の社会だった。設定も展開も人物の描き方も、古い作品とは思えないほど整っていて、気づけば現実味の勝った近未来に引き込まれていた。
- 子どもの頃はメカの格好よさしか見ていませんでした。大人になって読み返すと、機械の作り込みと大人の事情がぶつかる人間ドラマが見えてきて、同じ本とは思えないくらい面白いです。
- 主役は精鋭でも何でもない、寄せ集めの部隊。このでこぼこな顔ぶれのやり取りを眺めているだけで飽きません。愛機にべた惚れの新人も、腹の底が読めない隊長も、ずっと見ていたくなります。
- ロボットが暴れる話だと思って開いたら、政治や産業のうす暗いところをこれでもかと描いてくるので驚いた。つかみどころのない隊長の立ち回りが好きで、そこばかり読み返している。
- 連載当時から見た十年後を描いたはずなのに、報道のあり方や働き手の問題まで言い当てていて背筋が寒くなる。今の日本を先回りしたような話が並んでいて、古びるどころか怖いくらいだ。
悪い感想・レビュー
- ロボット同士の戦いを楽しみに読み始めたら、会議室のやり取りや根回しの場面が延々と続いて手が止まった。派手な立ち回り目当てだと、肩透かしを食らうかもしれない。
- 近未来のはずが、現実の方が追い越してしまった。記録媒体まわりの描写などに時代を感じてしまい、今の感覚で読むと古めかしく映る場面があるのは否めない。
- 敵の動機が、社内での出世やデータ集め、個人の気まぐれな悪意とねじれた形をしている。悪をやっつけてすっきりしたい気分のときには、どうにも噛み合わなかった。
- 重い話に入ると、序盤ののんきで笑える空気がすっと消えてしまいます。組織の駆け引きも込み入っていて、働いた経験がないと飲み込みづらいところが残ります。
- 警察側にどっぷり肩入れして読んでいたぶん、うまく立ち回った相手が逃げ切る展開が悔しかった。組織の理不尽さが生々しい分、すっきりしない幕引きにもやもやが残った。
良い感想・レビュー
- ロボットが出てくるのに、描かれているのは地に足のついた日本の社会だった。設定も展開も人物の描き方も、古い作品とは思えないほど整っていて、気づけば現実味の勝った近未来に引き込まれていた。
- 子どもの頃はメカの格好よさしか見ていませんでした。大人になって読み返すと、機械の作り込みと大人の事情がぶつかる人間ドラマが見えてきて、同じ本とは思えないくらい面白いです。
- 主役は精鋭でも何でもない、寄せ集めの部隊。このでこぼこな顔ぶれのやり取りを眺めているだけで飽きません。愛機にべた惚れの新人も、腹の底が読めない隊長も、ずっと見ていたくなります。
- ロボットが暴れる話だと思って開いたら、政治や産業のうす暗いところをこれでもかと描いてくるので驚いた。つかみどころのない隊長の立ち回りが好きで、そこばかり読み返している。
- 連載当時から見た十年後を描いたはずなのに、報道のあり方や働き手の問題まで言い当てていて背筋が寒くなる。今の日本を先回りしたような話が並んでいて、古びるどころか怖いくらいだ。
悪い感想・レビュー
- ロボット同士の戦いを楽しみに読み始めたら、会議室のやり取りや根回しの場面が延々と続いて手が止まった。派手な立ち回り目当てだと、肩透かしを食らうかもしれない。
- 近未来のはずが、現実の方が追い越してしまった。記録媒体まわりの描写などに時代を感じてしまい、今の感覚で読むと古めかしく映る場面があるのは否めない。
- 敵の動機が、社内での出世やデータ集め、個人の気まぐれな悪意とねじれた形をしている。悪をやっつけてすっきりしたい気分のときには、どうにも噛み合わなかった。
- 重い話に入ると、序盤ののんきで笑える空気がすっと消えてしまいます。組織の駆け引きも込み入っていて、働いた経験がないと飲み込みづらいところが残ります。
- 警察側にどっぷり肩入れして読んでいたぶん、うまく立ち回った相手が逃げ切る展開が悔しかった。組織の理不尽さが生々しい分、すっきりしない幕引きにもやもやが残った。
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