レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
放課後さいころ倶楽部 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
放課後さいころ倶楽部
著者: 中道裕大
連載: ゲッサン
ジャンル: 学園・青春/少年マンガ/テーブルゲーム・ボードゲーム
評価: 7.9/10
あらすじ
春の京都。引っ越してきたばかりの明るい女子高生・綾は、いつも一人で過ごしていた引っ込み思案な同級生・美姫と友達になる。ある放課後、生真面目な委員長のあとをそっとつけた二人がたどり着いたのは、路地裏の奥にひっそり構えるアナログゲーム専門店だった。店長や委員長に教わりながら触れるのは、世界じゅうのボードゲーム。サイコロを振り、駒を進めるたびに、うまく言えずにいた気持ちがぽろりとこぼれていく。ドイツから来た転校生も加わり、勝ち負けの向こう側で少女たちは自分の夢と向き合いはじめる。読み終えたころには誰かと卓を囲みたくなっている、盤上から始まる青春!
読む前に確認したい相性
向いている人
- ルールを知らない遊びでも、面白さの勘所がすっと伝わってくる読み心地を味わいたい人
- 机を囲む遊びから人の関係が動いていく、穏やかな学園ものの空気にゆっくりひたりたい人
- 好きなものを仕事にしたいという作り手側の迷いと喜びまで踏み込んで読みたい人
向いていない人
- 主人公が最初からぐいぐい前に出ていく、勢いのある引っぱり方の物語を読みたい人
- 文字で読む方言のやりとりが続くと、どうにも引っかかって話に入りづらくなる人
- 勝ち負けの決着まではっきり描き切る筋書きでないと物足りなく感じてしまう人
良い感想・レビュー
- アナログゲームをまるで知らない私でも、出てくる遊びの面白さそのものが伝わってきます。ただの紹介で終わらず、自分もやってみたいなと思わせてくれるところが好きです。
- 遊んだことのある作品が出てくると、キャラの一喜一憂にぐっと近づける。名前だけ見かけていた遊びの中身までわかって、知らない側の楽しみ方もちゃんと残されている。
- ややこしい遊びは説明書だと頭に入らないのに、遊ぶ場面を見ると一気に飲み込めます。どこが面白いのかまで見えてくるので、読みながらうずうずしてきます。
- 一つの遊びごとに、人のつながりや気持ちの揺れがちゃんと立ち上がってくる。卓を囲んだ先に生まれるドラマを大事にしている一作で、俺はそこが好きだ。
- 委員長が自分のゲーム作りに挑む流れがきれいに着地して、ひと区切りまでの読み応えがすごい。作り手の誇りにふれる言葉が、読んだあとも胸に残っている。
悪い感想・レビュー
- 話は面白いのに、主人公の引っ込み思案さがどうにも苦手でした。そのうち明るく変わってくれるのかなと期待しながら、少し距離を置いて読んでいます。
- 舞台が京都でなければならない理由がつかめません。文字で読む方言にどうも引っかかってしまい、単に自分が慣れていないだけだとわかっていても、読む手がつい止まってしまいます。
- ボードゲームを楽しみに開いたのに、卓を囲む遊びとは違う趣向が挟まる回もある。取り上げる遊びの選び方が自分の好みと噛み合わないと、そこは少しがっかりする。
- 勝ち負けの描き方をそっと避けている感じが気になる。誰かのせいで負けが続いても、それでも同じ顔ぶれで次のゲームに誘い合えるのだろうかと、ふと考えてしまった。
- 登場人物と遊びに役割を割り振って話を作っている、という作り物めいた手ざわりが最後まで抜けなかった。楽しい一年だったと振り返るラストの場面でも、どうしてもそこが引っかかってしまいました。
良い感想・レビュー
- アナログゲームをまるで知らない私でも、出てくる遊びの面白さそのものが伝わってきます。ただの紹介で終わらず、自分もやってみたいなと思わせてくれるところが好きです。
- 遊んだことのある作品が出てくると、キャラの一喜一憂にぐっと近づける。名前だけ見かけていた遊びの中身までわかって、知らない側の楽しみ方もちゃんと残されている。
- ややこしい遊びは説明書だと頭に入らないのに、遊ぶ場面を見ると一気に飲み込めます。どこが面白いのかまで見えてくるので、読みながらうずうずしてきます。
- 一つの遊びごとに、人のつながりや気持ちの揺れがちゃんと立ち上がってくる。卓を囲んだ先に生まれるドラマを大事にしている一作で、俺はそこが好きだ。
- 委員長が自分のゲーム作りに挑む流れがきれいに着地して、ひと区切りまでの読み応えがすごい。作り手の誇りにふれる言葉が、読んだあとも胸に残っている。
悪い感想・レビュー
- 話は面白いのに、主人公の引っ込み思案さがどうにも苦手でした。そのうち明るく変わってくれるのかなと期待しながら、少し距離を置いて読んでいます。
- 舞台が京都でなければならない理由がつかめません。文字で読む方言にどうも引っかかってしまい、単に自分が慣れていないだけだとわかっていても、読む手がつい止まってしまいます。
- ボードゲームを楽しみに開いたのに、卓を囲む遊びとは違う趣向が挟まる回もある。取り上げる遊びの選び方が自分の好みと噛み合わないと、そこは少しがっかりする。
- 勝ち負けの描き方をそっと避けている感じが気になる。誰かのせいで負けが続いても、それでも同じ顔ぶれで次のゲームに誘い合えるのだろうかと、ふと考えてしまった。
- 登場人物と遊びに役割を割り振って話を作っている、という作り物めいた手ざわりが最後まで抜けなかった。楽しい一年だったと振り返るラストの場面でも、どうしてもそこが引っかかってしまいました。
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