レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり の感想と評価(良いところ、悪いところ)
アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり
連載: 月刊コミックゼノン
評価: 8.4/10
あらすじ
医師でも看護師でもない。処方箋の向こうにいる患者の毎日を、薬という一点から守り抜く人たちがいる。総合病院の薬剤部で働くキャリア2年目の葵みどりは、患者のちょっとした変化や言い出せない悩みに気づいてしまう。処方の疑問を医師に問い返し、飲み方ひとつを一緒に考え、時に「お節介だ」と煙たがられながらも患者の前に立ち続ける。喘息、糖尿病、終末期の在宅医療、市販薬への依存。無愛想な上司や効率重視の後輩に囲まれ、ぶつかりながらも、みどりは薬剤師にできることを探し続ける。現場が抱える問題は軽くないのに、読み終えるとなぜか背筋が伸びる。褒められない裏方の仕事に、こんな熱があったのかと知る労働讃歌!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 医師や看護師の陰に隠れがちな医療の裏方の仕事を、働く人の目線からのぞいてみたい人
- 患者と真剣に向き合う姿を見て、自分の仕事の意味を考え直したくなる物語を探している人
- 薬の飲み合わせや副作用など、暮らしにそのまま効いてくる知識を物語を読みながら拾いたい人
向いていない人
- 努力が仕事にも恋にもきれいに実っていく予定調和な運びかたには、どうしてものれない人
- 薬への依存や終末期の医療といった、気持ちが沈む題材の連なりを避けて、明るい読み心地を求める人
- チーム全体の効率や役割分担を大事にしていて、一人で走りすぎる主人公をもどかしく感じる人
良い感想・レビュー
- 医師のように頼られず看護師のように親しまれもしない、そんな縁の下の力持ちの仕事をここまで丁寧に見せてくれるとは思いませんでした。薬剤師さんへのありがたみが変わりました。
- 医療ものなのにシリアスに振り切らず、かといって突飛にもなりません。このいい塩梅の距離感が私には合っていて、患者と真剣に向き合う姿は職種を問わず刺さります。
- 人の体の中に入るものを預かる仕事は、想像していたよりずっと重い。薬を扱う責任の重さがじわじわ効いてきて、読み終わる頃には働くことへの見方が変わっていた。
- 抗ヒスタミン剤で集中力が落ちる話など、知らずに損していた薬の知識をいくつも拾えます。冷静な顔の裏に熱を隠した上司の葛藤が見えてくる話も好きです。
- 入院中に薬の説明へ来てくれた人の顔をふと思い出した。医師や看護師のほかにも治療を相談できる相手がいる心強さを、この作品で初めて言葉にできた気がする。
悪い感想・レビュー
- 頑張っていれば仕事も恋もうまくいくという流れが強くなり、途中で読むのをやめてしまった。朝ドラのようになんでも丸くおさまる空気が、どうにも肌に合わない。
- 主人公を持ち上げるために、やたら意地悪な医師や怠けている医師が繰り返し出てきます。このわかりやすい対比の作り方だけはどうしても好きになれません。
- 読み進めるほど内容が専門的になり、扱う話もどんどん暗くなります。薬への依存や終末医療が続き、気楽に読めなくなる重さが私にはこたえました。初期の軽さを期待するとつらいです。
- 現役の薬剤師目線だと、主人公が業務の線引きを越えて出張りすぎに見える。多忙な現場で患者一人にあれだけ時間を割くのは難しいと、読みながら感じてしまった。
- 理想に燃えるあまり、チーム医療の効率や周りの負担が置き去りに見える展開があります。周囲との足並みという点で引っかかる場面が、私にはいくつもありました。
良い感想・レビュー
- 医師のように頼られず看護師のように親しまれもしない、そんな縁の下の力持ちの仕事をここまで丁寧に見せてくれるとは思いませんでした。薬剤師さんへのありがたみが変わりました。
- 医療ものなのにシリアスに振り切らず、かといって突飛にもなりません。このいい塩梅の距離感が私には合っていて、患者と真剣に向き合う姿は職種を問わず刺さります。
- 人の体の中に入るものを預かる仕事は、想像していたよりずっと重い。薬を扱う責任の重さがじわじわ効いてきて、読み終わる頃には働くことへの見方が変わっていた。
- 抗ヒスタミン剤で集中力が落ちる話など、知らずに損していた薬の知識をいくつも拾えます。冷静な顔の裏に熱を隠した上司の葛藤が見えてくる話も好きです。
- 入院中に薬の説明へ来てくれた人の顔をふと思い出した。医師や看護師のほかにも治療を相談できる相手がいる心強さを、この作品で初めて言葉にできた気がする。
悪い感想・レビュー
- 頑張っていれば仕事も恋もうまくいくという流れが強くなり、途中で読むのをやめてしまった。朝ドラのようになんでも丸くおさまる空気が、どうにも肌に合わない。
- 主人公を持ち上げるために、やたら意地悪な医師や怠けている医師が繰り返し出てきます。このわかりやすい対比の作り方だけはどうしても好きになれません。
- 読み進めるほど内容が専門的になり、扱う話もどんどん暗くなります。薬への依存や終末医療が続き、気楽に読めなくなる重さが私にはこたえました。初期の軽さを期待するとつらいです。
- 現役の薬剤師目線だと、主人公が業務の線引きを越えて出張りすぎに見える。多忙な現場で患者一人にあれだけ時間を割くのは難しいと、読みながら感じてしまった。
- 理想に燃えるあまり、チーム医療の効率や周りの負担が置き去りに見える展開があります。周囲との足並みという点で引っかかる場面が、私にはいくつもありました。
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