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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

ぼのぼの の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ぼのぼの

著者: いがらしみきお

連載: まんがくらぶ/まんがライフ/まんがライフオリジナル

ジャンル: 4コマ動物哲学・ほのぼのギャグ・コメディ

評価: 8.8/10

あらすじ

森の海辺で暮らすラッコの子、ぼのぼの。親友のシマリスくん、すぐ手が出るアライグマくん、物知りなスナドリネコさんと、今日ものんびり過ごしています。でもぼのぼのの頭の中はいつも疑問だらけ。風はなぜ吹くのか、生き物はどうして死ぬのか、悲しい気持ちはどこから来るのか。仲間たちが返す答えは奇妙なのに、なぜか胸に刺さります。読み進めるうちに、森の家族が抱えた過去や、冬を越すことの厳しさもだんだん見えてきます。ひとりでいる寂しさ、誰かとうまく近づけないもどかしさ。かわいい絵柄でくすっと笑わせながら、生きることの手ざわりにそっと触れてくる。読む年齢が変わるたびに受け取るものまで変わる、森の哲学!

読む前に確認したい相性

向いている人

  • 仕事や人づきあいに疲れた夜、静かにページをめくって笑いの合間に沁みてくる言葉を拾いたい人
  • かわいい動物の見た目のまま、生きる寂しさや死の話にまで踏み込んでいく作品を読んでみたい人
  • 子どもの頃に読んだ漫画を大人になって開き直して、受け取るものの変化を味わってみたい人

向いていない人

  • 起承転結のはっきりしたギャグや爆笑を求めていて、オチのない回が続くと退屈になってしまう人
  • のんびりした癒しだけを期待して開くタイプで、理不尽な暴力や殺伐としたやりとりが苦手な人
  • テンポよくさくさく読み進めたくて、ゆるすぎる間合いや妄想まじりの不気味さには乗れない人

良い感想・レビュー

  • 疲れ切った夜にぱらぱらめくると、やさしくて深い言葉が沁みてきます。本棚の一番取りやすいところに置いて、しんどい日にまた開く。そんな付き合い方をしている一冊です。
  • 子どもの頃にはまっていたが、こんなに哲学の話だったとは知らなかった。笑いもぎっしり詰まっているので電車で読むのは危ない。油断できない一冊だ。
  • お父さんが語る言葉にやられました。完成しなくていいと言われた気がして、肩の力が抜けます。生き物の体や病気のたとえ話も、子どもにわかる言葉なのに深いです。
  • 子どものころはギャグとして笑っていた場面が、大人になると別の顔を見せてくる。キャラ同士の距離感が心地よくて、脳の奥から緩んでいく。読む年齢で感想が変わる漫画
  • ゆるくてかわいい動物たちのやりとりに、生きることの真理がふっと混じります。無邪気な問いかけに大人の自分がハッとさせられました。笑ったあと、胸が温かくなります。

悪い感想・レビュー

  • 理不尽に殴る蹴るのやりとりが多くて、読んでいて引っかかりました。のんびりした森の空気の中で急に暴力が始まるので、そこだけは笑えないままページを進めています。
  • オチのない回が思ったより多くて戸惑う。何を言いたいのか掴めないまま次に進むことも珍しくない。はっきり笑わせてほしい気分の日には、正直しんどかった。
  • テンポよく笑える4コマを期待して開いたら、独特すぎる間にのれませんでした。ゆるいというより間延びに感じて、途中で飽きてしまう日もあります。波長次第だと思います。
  • 妄想の中に出てくるしまわれる怖さが、子どものころはトラウマ級でした。かわいい動物ものだと思って開くと不気味さに驚きます。大人になっても暗さが気になります。
  • 絵柄が粗い時期があって読みづらいうえに、下ネタも混じる。癒しだけを求めて開くと、ギスギスした空気に裏切られた気分になった。アニメの印象で入ると差に驚くはずだ。

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