レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
BTOOOM! の感想と評価(良いところ、悪いところ)
BTOOOM!
著者: 井上淳哉
連載: 月刊コミック@バンチ
ジャンル: 青年漫画/アクション/サバイバル・デスゲーム
評価: 7.5/10
あらすじ
世界ランキング10位のゲーマー。ただし現実では母親とうまくいかず、部屋にこもりきりの22歳。ある日いきなり拉致され、目を覚ました先は南の孤島だった。渡されたのは8個の爆弾と、手の甲に埋め込まれたチップ。生きて帰るには他人を殺し、チップを8個そろえるしかない。人を殺せないと迷う彼のそばに、頼れる年上の男と、男を恐れる少女が並ぶ。爆弾は種類ごとに使い道が違い、風向きひとつで勝敗がひっくり返る。空から降る水と食糧を誰が取るかでも、人の顔つきは変わっていく。やがて島の裏に、途方もない仕組みが見えてくる。結末はふたつ用意されている。読み終えてもざらつきが消えない、逃げ場のない孤島の記録!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 爆弾ごとの性能差を読み合う頭脳戦が好きで、力任せの殴り合いより、じりじりした駆け引きを味わいたい人
- 追い詰められた人がどこまで醜くなり、どこで踏みとどまるのかを、むき出しの人間ドラマとして見届けたい人
- ふたつ用意された結末という珍しい仕掛けごと楽しみたくて、同じ物語の別の行き先まで読み比べたい人
向いていない人
- 性暴力や体つきの強調がつらく、本筋と関係のない刺激が挟まると、そこで読む気持ちが切れてしまう人
- 主人公が無傷で切り抜ける展開が引っかかってしまい、勝ち負けにはきっちり筋の通った理屈がほしい人
- 重い空気が続く物語が苦手で、途中に息の抜ける明るさがないと最後まで走りきれないと感じる人
良い感想・レビュー
- 投げ合うだけの話かと思っていたら、爆弾の種類ごとに戦い方がまるで違いました。風向きまで計算して置き場所を決める道具の使い分けが面白く、途中から戦術を一緒に考えながら読んでいます。
- 部屋にこもっていた男が、島でだんだん頼れる顔になっていく。腕前だけでなく人を守る責任まで背負い込む不器用な変わりようが自然で、最初のだらしない姿を知っているぶん余計に効いた。
- 全員で仲良く脱出、なんて甘い話にならないのがいい。手を組んだ相手がいつ寝返るか読めず、それでも誰もが生き延びようとするむき出しの必死さに引きずり込まれた。
- 結末がふたつ用意されていると聞いたときは企画倒れを疑ったが、読んでみるとどちらの道も成り立つように話が積み上げられていて驚いた。両方読んで、どちらにも納得している。
- 空から落ちてくる水と食糧の取り合いが、爆弾の撃ち合いと同じくらい怖い。優勢と劣勢が何度も入れ替わるシーソーみたいな展開で、先を予想しては外れるのを繰り返している。
悪い感想・レビュー
- 爆弾の心理戦がせっかく面白いのに、胸の強調や性暴力の描写が本筋と関係なく差し込まれます。そこじゃない部分での刺激が続くと、人に勧めにくくてもったいないと感じました。
- 相手が何度爆弾を投げても主人公が無傷なのは、さすがに雑だと思う。当たらない理由づけも後付けに見えて、都合よく守られる主人公が気になり出すと戦いの緊張が抜けていく。
- 設定は面白いのに、とにかく空気が重い。人が壊れていく場面が続くので、殺伐としすぎた読み心地に疲れてしまい、先を読む気力が続かない時期があった。
- 読み始めの印象は、どこかで見た要素の寄せ集めだった。拉致されて殺し合いという枠組み自体に目新しさが薄いぶん、話に乗るまで時間がかかったのは正直なところ。
- 分岐という発想は面白かったものの、明かされる裏側の設定には無理が多い。真実を知っても世界が何も変わらない後味が残り、期待した分だけ肩透かしを食らった。
良い感想・レビュー
- 投げ合うだけの話かと思っていたら、爆弾の種類ごとに戦い方がまるで違いました。風向きまで計算して置き場所を決める道具の使い分けが面白く、途中から戦術を一緒に考えながら読んでいます。
- 部屋にこもっていた男が、島でだんだん頼れる顔になっていく。腕前だけでなく人を守る責任まで背負い込む不器用な変わりようが自然で、最初のだらしない姿を知っているぶん余計に効いた。
- 全員で仲良く脱出、なんて甘い話にならないのがいい。手を組んだ相手がいつ寝返るか読めず、それでも誰もが生き延びようとするむき出しの必死さに引きずり込まれた。
- 結末がふたつ用意されていると聞いたときは企画倒れを疑ったが、読んでみるとどちらの道も成り立つように話が積み上げられていて驚いた。両方読んで、どちらにも納得している。
- 空から落ちてくる水と食糧の取り合いが、爆弾の撃ち合いと同じくらい怖い。優勢と劣勢が何度も入れ替わるシーソーみたいな展開で、先を予想しては外れるのを繰り返している。
悪い感想・レビュー
- 爆弾の心理戦がせっかく面白いのに、胸の強調や性暴力の描写が本筋と関係なく差し込まれます。そこじゃない部分での刺激が続くと、人に勧めにくくてもったいないと感じました。
- 相手が何度爆弾を投げても主人公が無傷なのは、さすがに雑だと思う。当たらない理由づけも後付けに見えて、都合よく守られる主人公が気になり出すと戦いの緊張が抜けていく。
- 設定は面白いのに、とにかく空気が重い。人が壊れていく場面が続くので、殺伐としすぎた読み心地に疲れてしまい、先を読む気力が続かない時期があった。
- 読み始めの印象は、どこかで見た要素の寄せ集めだった。拉致されて殺し合いという枠組み自体に目新しさが薄いぶん、話に乗るまで時間がかかったのは正直なところ。
- 分岐という発想は面白かったものの、明かされる裏側の設定には無理が多い。真実を知っても世界が何も変わらない後味が残り、期待した分だけ肩透かしを食らった。
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