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全員が主人公!多彩な視点で描かれる『完結済み群像劇マンガ』おすすめ11選【10巻以上】

公開日:2026年08月02日更新日:2026年08月02日

主人公がひとりいて、その人だけが特別。そういう物語とは手ざわりの違う漫画を集めました。動物たちが通う学園、歌劇団の養成学校、大学のオタクサークル、土のグラウンド、銀河をまたぐ二つの陣営。舞台はてんでバラバラですが、どれも脇役だと思っていた誰かに光が移った瞬間、その人が抱えてきたものが一気に立ち上がります。ここに並ぶ11作はすべて10巻以上で、すでに完結済み。途中で止まる心配なく、全員の行き先を見届けられます。

目次

選び方のポイント

  1. 1. どんな場所に人が集まる話かで選ぶ

    群像劇は舞台が変わると空気までまるごと変わります。部室の雑談が延々と続く場所なのか、甲子園を目指して土にまみれる場所なのか、艦隊がぶつかる宇宙なのか。長く居たい場所を先に決めてから作品を選ぶと、10巻を超える長さでも自然に最後まで走れます。

  2. 2. 視点の切り替わり方を確かめる

    ひとりの主人公を軸にしながら周りを厚く描くタイプと、章ごとに語り手が入れ替わるタイプがあります。軸のはっきりした話なら『ダイヤのA』、視点が移るたび同じ出来事の見え方が変わる話なら『放浪息子』。迷いやすい人は前者から入ると楽です。

  3. 3. 読み終えたあとの気分から逆算する

    同じ群像劇でも、読み終えたあとに残るものはずいぶん違います。爽やかに走り抜けたいなら競い合いを軸にした部活もの、心のひだをじっくり覗きたいなら思春期の揺れを追った一作。今の自分がどちらに耐えられるかを先に考えると、途中で手が止まりません。

  4. 4. 完結しているかを先に見ておく

    登場人物が多い物語ほど、途中で止まると誰の話も宙ぶらりんのままです。ここに並ぶ11作はすべて完結済み。あの人の答えはどうなったのかを、最後まで確かめられます。巻数もどれも10巻以上あるので、読み終わるまでの時間そのものを楽しめます。

11作品の比較表

順位作品名ジャンル完結評価
1ハイキュー!!ハイキュー!!バレーボール/スポーツ/青春完結9.6/10
2BEASTARSBEASTARSヒューマンドラマ/青春/サスペンス完結9.5/10
3ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けないジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けないミステリー/ファンタジー/日常/バトル/アクション完結9.5/10
4かげきしょうじょ!!かげきしょうじょ!!ヒューマンドラマ/演劇/学園完結9.3/10
5げんしけんげんしけん日常/コメディ/学園完結9.1/10
6放浪息子放浪息子青春・学園/ジェンダー/人間ドラマ/日常完結9.1/10
7バクマン。バクマン。少年マンガ/職業/青春完結9/10
8ダイヤのAダイヤのA少年マンガ/野球/スポーツ/青春/学園完結9/10
9銀河英雄伝説銀河英雄伝説歴史/SF/アクション完結8.8/10
10氷の城壁氷の城壁ウェブトゥーン/青春群像劇/恋愛漫画完結8.6/10
11ナナマル サンバツナナマル サンバツ部活/青年マンガ/青春/クイズ完結8.4/10
1

ハイキュー!!

完結

小柄な少年・日向が、かつての宿敵・影山と共に頂を目指す!バレーボールに青春を捧げた少年たちの熱き成長と繋ぐ物語!

ハイキュー!!
作者
古舘春一
掲載誌
週刊少年ジャンプ
ジャンル
バレーボール/スポーツ/青春
完結
完結
評価
9.6/10

良い点

ボールを落とせない一瞬の攻防に、バレーを知らなくても汗をかくほどの熱が伝わってきます。負けたチームの涙まで拾い上げ、捨てキャラがひとりもいない群像劇としての厚みが際立ちます。スパイクが決まる瞬間の静と動を切り取るコマ割りの見せ方にも、何度も引きこまれました。

気になる点

名場面の密度が高すぎて、一気に読むとかなり体力を使う作品です。ライバル校まで含めた登場人物の多さに、序盤は名前を覚えるだけで一苦労。戦術や技術の説明が専門的な場面もあり、プレーの流れだけを追いたい人には情報が多すぎると感じるかもしれません。

こんな人におすすめ

ライバル校の選手全員に見せ場がある群像劇としてのスポーツ漫画を読みたい人、勝者だけでなく敗者の涙まで描く物語に心を動かされたい人

こんな人には不向き

登場人物の多さに最初から気後れしてしまう人、専門的な戦術解説より勢いだけで読み進めたい人

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2

BEASTARS

完結

肉食獣と草食獣が共存する世界の禁忌と愛を描く、心揺さぶるヒューマンドラマの傑作!

BEASTARS
作者
板垣巴留
掲載誌
週刊少年チャンピオン
ジャンル
ヒューマンドラマ/青春/サスペンス
完結
完結
評価
9.5/10

良い点

動物の学園ものかと軽い気持ちで開いたのに、肉食と草食のどちら側に自分は立つのかという問いが読むほど重くのしかかります。悪役に見えていた獣にも情や絆があって、光が当たれば誰でも主人公になる作り種族の違いに置き換えられた生きづらさが、そのまま人間の社会に重なります。

気になる点

見慣れない獣の絵柄に戸惑い、慣れるまで時間がかかります。異種の間の恋愛や食害事件の扱いには筋の通らなさが残り、理屈を詰めて読むタイプほど引っかかるはず。序盤の勢いに比べて後半で読む速度が落ちるのと、ヒロインの影の薄さも弱点です。

こんな人におすすめ

動物の姿を借りて差別や本能の葛藤を描く青春群像劇を読みたい人、主人公以外の誰にも固有の苦しみが用意された物語を追いかけたい人

こんな人には不向き

ヒロインが物語を引っぱる恋愛漫画を求めている人、設定の細かい矛盾が気になって話に入りこめなくなる人

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3

ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない

完結

日本の杜王町を舞台に、高校生・東方仗助たちが町に潜むスタンド使いや連続殺人鬼に立ち向かう。日常と非日常が交錯する青春サスペンス!

ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない
作者
荒木飛呂彦
掲載誌
週刊少年ジャンプ
ジャンル
ミステリー/ファンタジー/日常/バトル/アクション
完結
完結
評価
9.5/10

良い点

世界を股にかけた冒険から一転、ひとつの町の日常の裏側だけで話が回ります。通学路やコンビニに異能が潜み、主人公と仲間たちの賑やかなやり取りには輪に入りたくなる温かさ。ジャンケンやチンチロリンが命がけの勝負に化けて、最後は町の人たちの意志がつながる幕切れまで持っていきます。

気になる点

前半は本筋から離れた一話完結の寄り道が多く、殺人鬼の追跡を早く見たい人にはもどかしい時期が続きます。主人公の傷を治す能力の万能さも、絶体絶命からの逆転がやや軽く映る一因。終盤は誰が何を狙っているのか掴みにくく、敵だった相手があっさり仲間に回る切り替えの早さにも戸惑います。

こんな人におすすめ

日常のすぐ裏に潜む奇妙さと静かな恐ろしさを味わいたい人、等身大の高校生と町の人たちがつながっていく温かい群像劇が好きな人

こんな人には不向き

世界の危機のような大きなスケールの戦いを期待して読み始める人、本筋と離れた寄り道が続くと飽きてしまう人

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4

かげきしょうじょ!!

完結

歌劇団の頂点を目指す、少女たちの熱き青春群像劇!圧倒的画力で描く、スポットライトの真実!

かげきしょうじょ!!
作者
斉木久美子
掲載誌
MELODY
ジャンル
ヒューマンドラマ/演劇/学園
完結
完結
評価
9.3/10

良い点

華やかな歌劇の世界に憧れて開くと、待っているのは養成学校の泥くさい努力と嫉妬です。性格が正反対の二人が互いを刺激し合い、殻にこもっていた少女が自分の殻を破る瞬間の表情に引きこまれます。舞台の空気がそのまま伝わる絵で、読み終えたあとに残るのは妙に清々しい気分

気になる点

登場人物が背負う過去の傷の描写が重く、明るい学園ものを想像していると身構えます。歌劇団の用語や仕組みに馴染みがないと、最初のうちは置いていかれる感じが続きます。人物ごとに視点が切り替わるので軸を決めにくく、話の運びが整いすぎていると感じるかもしれません。

こんな人におすすめ

夢を追う少女たちの熱量と嫉妬をまるごと浴びたい人、性格が正反対の二人が刺激し合って伸びていく青春群像劇が好きな人

こんな人には不向き

明るく軽い学園ものを想像していて、重い過去の描写に身構えてしまう人、視点が次々変わると誰を軸に読めばいいか迷う人

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5

げんしけん

完結

大学のオタクサークル『現視研』。木尾士目が贈る、オタクたちのリアルな生態と、不器用で瑞々しい人間関係を描いた青春群像劇!

げんしけん
作者
木尾士目
掲載誌
月刊アフタヌーン
ジャンル
日常/コメディ/学園
完結
完結
評価
9.1/10

良い点

部室の雑談をそのまま録音したような手ざわりで、サークルの隅に座っている錯覚を起こします。趣味に注ぐ熱を笑いものにせず、好きなものを好きと言う姿をまっすぐ見る目線が最後まで崩れません。大事件は何ひとつ起こらず、追いかけるのは不器用な連中が少しずつ大人になる過程だけ。

気になる点

内輪の用語と高いテンションの会話が続くので、ノリに乗れないと入り口で足が止まります。事件らしい事件は起きず、日常の積み重ねだけで進む速さを焦れったく感じる人もいるはず。当時の趣味文化への言及が細かいぶん、知識の面での密度に読み疲れる場面もあります。

こんな人におすすめ

大きな事件が起きない部室の会話劇にじっくり浸りたい人、好きなものに熱を注ぐ姿を茶化さずに描く物語を読みたい人

こんな人には不向き

劇的な展開や分かりやすい山場を求めて読む人、内輪の用語が多い会話のノリに入りこみにくい人

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6

放浪息子

完結

「女の子になりたい男の子」と「男の子になりたい女の子」が紡ぐ、繊細な青春群像劇!

放浪息子
作者
志村貴子
掲載誌
月刊コミックビーム
ジャンル
青春・学園/ジェンダー/人間ドラマ/日常
完結
完結
評価
9.1/10

良い点

声変わりや体つきの変化に絶望しながら足掻く姿を、美化も誇張もしない筆づかいで追いかけます。淡い水彩のような線が思春期の壊れそうな心を包み、テーマは重いのに静かな空気のまま読み進められます。周りの友人たちもねじれた思春期の感情を抱えていて、それぞれが自分なりの着地点を見つける終盤で泣かされました。

気になる点

周囲の冷ややかな視線がリアルで、自分の思春期の古傷まで抉られます。前半の丁寧さに比べると高校生編からの時間の飛び方が早く、駆け足な印象。誰が誰を好きなのかが入り組んだ恋のもつれに発展して、途中で胃が痛くなります。

こんな人におすすめ

性別への違和を抱えた少年少女が不器用に寄り添う成長物語を読みたい人、理想通りにいかない現実を正直に描く青春群像劇が好きな人

こんな人には不向き

生きづらさの描写が重すぎて息苦しくなってしまう人、恋愛の絡み合いがこじれ続ける展開に疲れやすい人

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7

バクマン。

完結

ジャンプの頂点を目指す少年たちの情熱と、漫画業界の裏側を描く大ヒット青春群像劇。

バクマン。
作者
小畑健/大場つぐみ
掲載誌
週刊少年ジャンプ
ジャンル
少年マンガ/職業/青春
完結
完結
評価
9/10

良い点

週刊誌の編集部と連載の裏側が細かく書かれていて、一本の漫画が世に出るまでを覗く楽しさがあります。努力だけでなく順位を取りにいく戦略の攻防で勝負するので、頭脳戦としても読ませます。作中に出てくる架空の連載までよくできていて、夢に向かって走る二人のひたむきさに引っぱられました。

気になる点

売れることを正義とする価値観が前に出るぶん、創作そのものの喜びは薄く映ります。台詞と説明の文字量も多く、漫画というより小説を読む重さが中盤から効いてきます。女性の描かれ方や、夢に敗れた人物の扱いの厳しさに引っかかる人は多いはずです。

こんな人におすすめ

漫画がどう作られるのかを内側から覗きたい人、ライバルと順位を競い合う王道の熱さに引っぱられたい人

こんな人には不向き

売れることを第一に置く価値観に馴染めない人、台詞と説明の文字量が多い漫画を重く感じてしまう人

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8

ダイヤのA

完結

名門校でエースを目指す沢村栄純の、努力と成長を描く王道野球漫画の最高峰!

ダイヤのA
作者
寺嶋裕二
掲載誌
週刊少年マガジン
ジャンル
少年マンガ/野球/スポーツ/青春/学園
完結
完結
評価
9/10

良い点

魔球も特殊能力もなく練習の積み重ねだけで伸びていくので、相手校の選手まで応援したくなる作りです。主人公がイップスから這い上がる長い過程を描くぶん、背番号を勝ち取る場面の重みが違います。試合に出られなかった三年生の涙まで拾っていて、ベンチの外にいる選手の悔しさが刺さりました。

気になる点

一球ごとに心理描写が入るので一打席が終わるまでの遅さは独特で、まとめ読み向きです。主人公が控えに回る期間が長く、ライバルばかりに光が当たる時期にはやきもきします。人数の多さで名前を追うのも大変なうえ、最終回の畳み方には納得できない部分が残ります。

こんな人におすすめ

控え選手の悔しさまで拾う高校野球の熱を浴びたい人、一球ごとの読み合いをじっくり噛みしめたい人

こんな人には不向き

ひとつの試合に何巻もかける進行の遅さに焦れてしまう人、明るく爽快な野球漫画を読みたい人

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9

銀河英雄伝説

完結

不朽のSF巨編を、藤崎竜が圧倒的な画力と独自解釈で再構築!ラインハルトの視点から描かれる、二人の天才の激突と銀河の歴史の新たなページ。

銀河英雄伝説
作者
藤崎竜/田中芳樹
掲載誌
ウルトラジャンプ
ジャンル
歴史/SF/アクション
完結
完結
評価
8.8/10

良い点

宇宙艦隊戦の見開きの描き込みが凄まじく、艦隊のぶつかり合いだけで元が取れます。膨大な原作を整理して若き将の生い立ちから追う構成なので、初めてこの物語に触れる人でも迷わない入口。主君と幼なじみの間柄も、細やかな心理の描写で厚みが増しています。

気になる点

少年漫画寄りの絵柄とデザインが強く出るため、旧アニメの重厚な空気を好む人ほど戸惑います。片方の陣営に軸を寄せた再構成で、もう一方の陣営の掘り下げは駆け足。政治と軍事のやり取りが中心で説明台詞も多く、文字量の多さに読み疲れるページがあります。

こんな人におすすめ

宇宙艦隊がぶつかる場面を迫力ある絵で堪能したい人、長大な原作を整理した入口から歴史ものに触れてみたい人

こんな人には不向き

旧アニメの重厚な雰囲気に思い入れが強く、新しい絵柄に戸惑ってしまう人、政治と軍事のやり取りを読み込むこと自体が重い人

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10

氷の城壁

完結

孤高の女子×距離ナシ男子。こじれた4人が織りなす、もどかしくて尊い青春群像劇。

氷の城壁
作者
阿賀沢紅茶
掲載誌
LINEマンガ
ジャンル
ウェブトゥーン/青春群像劇/恋愛漫画
完結
完結
評価
8.6/10

良い点

学生の頃の言葉にできなかったモヤモヤがそのまま絵になっていて、当時の自分と重なります。不器用な四人が他人に手を伸ばそうとする姿がいとおしく、恋のときめきより先に友情の側で胸が熱くなりました。笑える場面と切ない場面の配分がうまく、フルカラーページの美しさもあって一気に読めます。

気になる点

本音を隠したまますれ違いが続く期間が長く、途中でもどかしさが勝ちます。内面の描写にページを割くぶん話の進む速さは遅く、爽快さを求めると間延びして感じるはずです。自己嫌悪や人間関係の摩擦がリアルで、こちらの気分まで沈む重さもあります。

こんな人におすすめ

他人との間に壁を作ってしまう心の動きを丁寧に追いたい人、四人の距離がじわじわ変わっていく過程を見守りたい人

こんな人には不向き

すれ違いが続く展開にもどかしさが勝ってしまう人、明るくテンポの良い恋愛漫画を読みたい人

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11

ナナマル サンバツ

完結

引っ込み思案な高校生が、知識と反射神経を競う「競技クイズ」の世界にのめり込む青春部活漫画。

ナナマル サンバツ
作者
杉基イクラ
掲載誌
ヤングエース
ジャンル
部活/青年マンガ/青春/クイズ
完結
完結
評価
8.4/10

良い点

早押しの技術や作問者の狙いまで踏みこむので、知識自慢では終わらない競技としてのクイズが見えてきます。用語やルールの説明が丁寧で、初心者が置いていかれない作り。読書好きの主人公が積み上げた知識で戦う姿には、文化系の部活なのにスポ根の熱があります。

気になる点

主人公が最初から知識を持ちすぎているぶん、少しずつ強くなる気持ちよさは薄めです。恋愛の側はヒロインとの距離が動かないまま進むので、そこに期待すると物足りません。序盤の立ち上がりの遅さと、嫌味な性格のライバルの後味も引っかかります。

こんな人におすすめ

あまり知られていない競技の世界を一から知っていきたい人、文化系の部活ものにスポ根の熱を求める人

こんな人には不向き

主人公が無知な状態から強くなる右肩上がりの成長を期待する人、恋愛の側にはっきりした決着を求める人

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目的別のおすすめ

よくある質問

そもそも群像劇漫画とは何ですか?

主人公ひとりの目線だけで進まず、複数の人物それぞれに葛藤と見せ場が用意された物語のことです。脇役だと思っていた人に光が当たり、その人なりの理屈や痛みが見えてくる。同じ出来事が立場によって別物に見える瞬間が、群像劇の醍醐味です。

登場人物が多いと覚えきれないのでは?

人数の多さより、視点の切り替わり方のほうが読みやすさを左右します。『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』のように主人公の周りへ人が集まる形なら、名前を覚える負担はほとんどありません。語り手が交代するタイプだけ、少しゆっくり読めば迷いません。

この11作品はすべて完結していますか?

はい。11作すべて完結済みで、巻数もどれも10巻以上あります。更新が止まる心配がないので、まとめ買いして一気に読み進めても大丈夫です。

群像劇を初めて読むなら、どれから手をつけるべきですか?

普段読んでいるジャンルに近いものから入るのが安全です。バトルや冒険が好きなら『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』、部活ものが好きなら『ダイヤのA』や『ナナマル サンバツ』。慣れてきたら視点が細かく移る作品へ進むと、群像劇の面白さがはっきり分かります。

まとめ

主人公がひとりしかいない物語では、隣に立っている人の事情は最後まで分かりません。ここに並べた11作は光の当たる場所が次々に移り、そのたびに誰かの抱えてきたものが顔を出します。どれも完結済みなので、あの人はどこに着地したのかまで見届けられます。読み終えたとき、頭に残っているのが主人公の名前だけではないこと。それが群像劇を読む一番の贅沢です。