レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
ハッピー! の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ハッピー!
完結著者: 波間信子
連載: BE・LOVE
評価: 8.4/10
あらすじ
22歳の冬、スキー事故で光を失った香織。恋人にも当たり散らし、生きる気力までなくしかけていた彼女に、親友が差し出したのは盲導犬という道だった。そこで出会ったのが、人が大好きでいつも尻尾を振っている一頭、ハッピー。厳しい歩行訓練を越えて相棒になったひとりと一頭は、外の世界へ最初の一歩を踏み出す。やがて香織は獣医師の昇と出会って結婚し、目が見えないまま妊娠、出産、子育てという未知の壁にぶつかっていく。盲導犬に向けられる無理解や心ない視線につまずきながらも、隣には家族と友がいた。十年が過ぎ、ハッピーにも引退の日が近づく。ふれあう人みんなを幸せにしていく、名前どおりの一頭と家族の記録!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 犬と人が支え合う姿にめっぽう弱く、動物ものでは毎回泣かされると承知のうえで読みたい人
- 目の見えない暮らしや盲導犬の実情を、堅い解説書ではなく物語として知ることから始めたい人
- 結婚や出産、子育てまで長い時間をまるごと追いかける、家族の年代記をじっくり味わいたい人
向いていない人
- 古い時代の価値観がそのまま出てくる物語に対して、読んでいて引っかかりを感じやすい人
- 泣かせにかかる場面が次々と続くのが苦手で、感情を揺さぶる描き方は控えめなほうがいい人
- 不幸や不倫といった重い出来事が重なる筋書きを、作りごとめいていると冷めてしまう人
良い感想・レビュー
- 盲導犬のことなら知ったつもりでいた自分が、読んでいて恥ずかしくなりました。訓練の厳しさも、街のどこに危険がひそんでいるかも、知らなかったことばかりです。
- 絵柄には古さを感じるけれど、線がしっかりしていて安心して読めます。話も綺麗事すぎず暗すぎず、犬の表情がとにかく豊かで、読み終えるころには気持ちがやわらかくなっていました。
- 何度読み返しても同じところで泣いてしまう。困りごとが起きるたび、支えてくれる人たちと一頭がそばにいる。泣くとわかっていて開いてしまう、そういう作品です。
- 犬好きとしては、ハッピーのいじらしさだけでもう降参でした。次に何をしでかすのかと想像するだけで目がうるむ。人と犬の距離の近さに、こちらまで勇気を分けてもらいました。
- 正直なところ、犬を人の都合で使うようで賛成できずにいました。でも違った。互いを思い合う日々が途切れないと知り、読み出したら夜更かしが三日ほど続きます。
悪い感想・レビュー
- 序盤で犬にチョコレートを与える場面が出てきて、獣医がその危うさに触れないまま流していたのに驚きました。古い作品ゆえかもしれませんが、そこで読む気がしぼんだのは事実です。
- 泣ける場面は多いものの、全体にただよう価値観の古さは否めません。しかもまわりに不幸が起こりすぎで、途中からネタが尽きたのかと笑ってしまいました。
- 暮らし向きが恵まれすぎていて現実味に欠けます。夫の溺愛ぶりもいささかクサく、泣かせにかかる場面の多さと、ヒロインが何度もくよくよする描き方が引っかかります。
- せりふが歌詞のようにふわっとした言いまわしになるときがあり、そこは好みが分かれそう。恋のくだりの進みが速すぎて、えっ今そうなるの、と置いていかれた場面も何度かありました。
- 不倫の末に人が亡くなる場面で愛が通じ合う流れには、正直ついていけません。ベタでクサい作りを承知で楽しむたぐいの話なので、そこを飲めるかどうかで評価は割れます。
良い感想・レビュー
- 盲導犬のことなら知ったつもりでいた自分が、読んでいて恥ずかしくなりました。訓練の厳しさも、街のどこに危険がひそんでいるかも、知らなかったことばかりです。
- 絵柄には古さを感じるけれど、線がしっかりしていて安心して読めます。話も綺麗事すぎず暗すぎず、犬の表情がとにかく豊かで、読み終えるころには気持ちがやわらかくなっていました。
- 何度読み返しても同じところで泣いてしまう。困りごとが起きるたび、支えてくれる人たちと一頭がそばにいる。泣くとわかっていて開いてしまう、そういう作品です。
- 犬好きとしては、ハッピーのいじらしさだけでもう降参でした。次に何をしでかすのかと想像するだけで目がうるむ。人と犬の距離の近さに、こちらまで勇気を分けてもらいました。
- 正直なところ、犬を人の都合で使うようで賛成できずにいました。でも違った。互いを思い合う日々が途切れないと知り、読み出したら夜更かしが三日ほど続きます。
悪い感想・レビュー
- 序盤で犬にチョコレートを与える場面が出てきて、獣医がその危うさに触れないまま流していたのに驚きました。古い作品ゆえかもしれませんが、そこで読む気がしぼんだのは事実です。
- 泣ける場面は多いものの、全体にただよう価値観の古さは否めません。しかもまわりに不幸が起こりすぎで、途中からネタが尽きたのかと笑ってしまいました。
- 暮らし向きが恵まれすぎていて現実味に欠けます。夫の溺愛ぶりもいささかクサく、泣かせにかかる場面の多さと、ヒロインが何度もくよくよする描き方が引っかかります。
- せりふが歌詞のようにふわっとした言いまわしになるときがあり、そこは好みが分かれそう。恋のくだりの進みが速すぎて、えっ今そうなるの、と置いていかれた場面も何度かありました。
- 不倫の末に人が亡くなる場面で愛が通じ合う流れには、正直ついていけません。ベタでクサい作りを承知で楽しむたぐいの話なので、そこを飲めるかどうかで評価は割れます。
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