レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
死人の声をきくがよい の感想と評価(良いところ、悪いところ)
死人の声をきくがよい
著者: ひよどり祥子
連載: チャンピオンRED
評価: 8.4/10
あらすじ
生まれつき霊が見えるせいで、ろくな目に遭ってこなかった高校生の岸田純。ある日、行方知れずだった幼馴染の少女の霊に導かれ、彼女の亡骸を見つけてしまう。それきり彼女は何も言わないまま彼のそばに現れ、迫る危険を手ぶりで知らせ続ける。オカルト研究会の面々を巻き込みながら、幽霊、都市伝説、猟奇殺人、宇宙人、カルト宗教と、理屈の通らない怪事件が次々に押し寄せる。血まみれの惨たらしさと、思わず笑ってしまうずれた可笑しさが同じページに並ぶ。可愛らしい絵柄のまま人があっさり死んでいく落差。やがて世界を呑み込むほどの災いが迫り、少年は彼女との別れに向き合うことになる。じっとり湿った空気の中で結ばれた、言葉のない絆!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 血まみれの怪奇と、思わず吹き出す可笑しさがひとつの画面で入り混じる読み心地を面白がれる人
- 湿った空気の昔ながらの怪奇漫画の味わいが好きで、暗く薄汚れた画面にじっと浸りたい人
- 一話完結で理屈の通らない怪異が次々に現れる、理不尽さごと楽しむ短編ホラーを探している人
向いていない人
- 内臓が飛び散るような強めのむごい描写が苦手で、読んでいて気分が悪くなってしまう人
- すっきりした結末を求めていて、決着のつかないまま終わる話に置いていかれた気分になる人
- 張り詰めた怖さだけをじっくり味わいたくて、笑いの混ざるホラーだと調子が狂ってしまう人
良い感想・レビュー
- じっとり湿った絵の色気と、ホラーのはずなのにクスッと笑えてしまうずれた可笑しさが好みにぴったり。おどろおどろしい画面なのに、するする読めてしまうのが不思議でならない。
- 絵柄は一見すると不気味なのに、読み進めると可愛さとむごさの落差にやられます。ホラー漫画のはずが半分はギャグとして楽しめて、作者の斜め上な笑いの感性に何度も吹き出しました。
- 言葉を発しない相棒という思いつきがうまい。やり取りが一方通行だからこそ怖さが削がれず、その分まわりの濃い面々が笑いを引き受けている。この役割分担には唸らされた。
- 少しレトロで薄暗い絵の湿り気がたまらない。怖い話を読んでいるはずなのに、どこか切ない気分になる。昔ながらの怪奇漫画に近い味つけを感じて、すっかり引き込まれてしまう。
- 血は噴き出るし死体も転がるのに、出てくる少年少女がどこか可愛らしくて憎めません。怖さと笑いのさじ加減がちょうどよく、ホラーを避けてきた私でも最後まで付き合えました。
悪い感想・レビュー
- 終盤の畳み方が急で、追いかけていた因縁にも決着がつかないまま幕が下りた。あと数話あれば綺麗に収まったはずで、尻すぼみな終わり方には不完全燃焼の気分が残る。
- 脳や腸が飛び散る場面が毎回のように入ります。むごたらしい描写への耐性がないとかなりきついはずです。可愛い絵との落差に驚いて、私も一度は本を閉じて距離を置きました。
- 一話完結であっさり進むぶん、深いいわれや謎解きを期待すると物足りない。落ちているのか分からない話もあって、投げやりに見える幕切れに何じゃそりゃとつぶやいた回もある。
- 事件がやりっぱなしのまま終わることが多く、救いのない後味が積み重なると読んでいて疲れてくる。怖いもの見たさで手に取った私でも、途中で一息つきたくなった。
- 進むにつれてギャグの色が濃くなるので、純粋な怖さを求めて買うと肩透かしを食らうかもしれません。方向性の揺れに戸惑い、私は途中で読み方を切り替えました。
良い感想・レビュー
- じっとり湿った絵の色気と、ホラーのはずなのにクスッと笑えてしまうずれた可笑しさが好みにぴったり。おどろおどろしい画面なのに、するする読めてしまうのが不思議でならない。
- 絵柄は一見すると不気味なのに、読み進めると可愛さとむごさの落差にやられます。ホラー漫画のはずが半分はギャグとして楽しめて、作者の斜め上な笑いの感性に何度も吹き出しました。
- 言葉を発しない相棒という思いつきがうまい。やり取りが一方通行だからこそ怖さが削がれず、その分まわりの濃い面々が笑いを引き受けている。この役割分担には唸らされた。
- 少しレトロで薄暗い絵の湿り気がたまらない。怖い話を読んでいるはずなのに、どこか切ない気分になる。昔ながらの怪奇漫画に近い味つけを感じて、すっかり引き込まれてしまう。
- 血は噴き出るし死体も転がるのに、出てくる少年少女がどこか可愛らしくて憎めません。怖さと笑いのさじ加減がちょうどよく、ホラーを避けてきた私でも最後まで付き合えました。
悪い感想・レビュー
- 終盤の畳み方が急で、追いかけていた因縁にも決着がつかないまま幕が下りた。あと数話あれば綺麗に収まったはずで、尻すぼみな終わり方には不完全燃焼の気分が残る。
- 脳や腸が飛び散る場面が毎回のように入ります。むごたらしい描写への耐性がないとかなりきついはずです。可愛い絵との落差に驚いて、私も一度は本を閉じて距離を置きました。
- 一話完結であっさり進むぶん、深いいわれや謎解きを期待すると物足りない。落ちているのか分からない話もあって、投げやりに見える幕切れに何じゃそりゃとつぶやいた回もある。
- 事件がやりっぱなしのまま終わることが多く、救いのない後味が積み重なると読んでいて疲れてくる。怖いもの見たさで手に取った私でも、途中で一息つきたくなった。
- 進むにつれてギャグの色が濃くなるので、純粋な怖さを求めて買うと肩透かしを食らうかもしれません。方向性の揺れに戸惑い、私は途中で読み方を切り替えました。
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