レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
ワイルド7 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ワイルド7
著者: 望月三起也
連載: 週刊少年キング
評価: 8.6/10
あらすじ
法の網をかいくぐり、裁かれることなく暴利をむさぼる悪党たち。それを憂えた警視庁のエリート官僚が作ったのは、逮捕も裁判もすっ飛ばしてその場で悪を退治する秘密警察だった。集められたのは全員が凶悪な前科を背負った七人の男。最年少のリーダーを筆頭に、催眠術使い、怪力の大男、爆破の名人、元やくざの親分と、癖の強い顔ぶれが超ド級のバイクと重火器を駆って、犯罪組織やテロリスト、裏社会の権力者へ突っ込んでいく。街中での銃撃戦は当たり前、戦車まで飛び出す展開はハリウッド映画そのもの。仲間が傷つき、命を落としてもなお、悪党に生きる資格はねぇと言い切って走り続ける男たち。昭和の少年漫画が積み上げた熱をそのまま浴びる、ガン&バイクアクションの金字塔!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 銃やバイクの細部まで描き込まれた男くさいハードアクションを、腹いっぱい浴びたい人
- 法では裁けない相手を実力でねじ伏せていく、アンチヒーローの型破りさに痺れてみたい人
- 今の作品ではなかなか出会えない、昭和の劇画が放つ熱量を頭からまるごと浴びてみたい人
向いていない人
- 古い絵柄や独特のセリフ回しが気になってしまい、半世紀前のテンポにはうまく乗りきれない人
- 勢いやノリで押し切る展開が苦手で、理屈がきっちり噛み合う謎解きをじっくり読みたい人
- 主人公が延々と痛めつけられる展開が苦手で、最後まで後味のよい勧善懲悪を求めたい人
良い感想・レビュー
- 悪人をその場で退治する権限を持つ組織なのに、七人の結束が固いところにぐっときます。前科者の寄せ集めが正義の側で暴れ回る設定も面白くて、アクション描写のかっこよさに痺れました。
- 法ではなく銃弾で悪党を直接裁く。この破天荒な設定に驚かされた。リーダーはニヒルなのに人情に厚く、そこがたまらない。迫力のあるコマ割りと弾け飛ぶようなスピード感は今も古びない。
- バイクや銃の描き込みが細かくて、詳しくない私でも作者の世界に引きずり込まれてしまいます。弱い者に優しく悪党には容赦しない無骨な男の美学が全編に流れていて、昭和の熱気を浴びられます。
- 数冊で一区切りする中編の連作なのに、話のスケールがとにかくでかい。街中での乱射は序の口で、重火器や戦車まで出てくる。ハリウッド映画のような見せ方をこの時代にやっていたのかと感心する。
- まとめ買いして一気に読んだ。絵もセリフも古風なのに、なぜこんなに面白いのか。七人が勢ぞろいする場面のぞくぞくする高揚感に、すっかりノックアウトされた。
悪い感想・レビュー
- 昭和四十年代から五十年代の作品なので、絵柄もセリフ回しも時代がかった古くささを強く感じます。警察が裁判もなしに人を殺す設定や、過激な暴力とお色気の扱いには引っかかりました。
- ご都合主義や辻褄の合わない場面がちらほら出てきて、勢いとノリで押し切っている印象を受けた。論理を積み上げるサスペンスを期待して読むと、肩透かしを食らうと思う。
- 主人公たちが拷問みたいにひたすら痛めつけられる展開が続くので、読んでいて苦しくなった。最後の数ページでようやく逆転する型が繰り返され、爽快感より疲れが勝つ時期もあった。
- 連載が長いぶん、話の出来には波があります。初期の単純明快な痛快さに比べ、後半は政治の裏工作が絡んでもたつきがち。仲間が殉職していく重さも残り、すっきりしない話が増えました。
- 劇画調のコマ割りとセリフに独特の癖があり、すっきりした今の漫画に慣れた目には読みづらい。女性キャラの扱いも当時の少年誌らしいお色気寄りで、ここは好みが分かれるところだろう。
良い感想・レビュー
- 悪人をその場で退治する権限を持つ組織なのに、七人の結束が固いところにぐっときます。前科者の寄せ集めが正義の側で暴れ回る設定も面白くて、アクション描写のかっこよさに痺れました。
- 法ではなく銃弾で悪党を直接裁く。この破天荒な設定に驚かされた。リーダーはニヒルなのに人情に厚く、そこがたまらない。迫力のあるコマ割りと弾け飛ぶようなスピード感は今も古びない。
- バイクや銃の描き込みが細かくて、詳しくない私でも作者の世界に引きずり込まれてしまいます。弱い者に優しく悪党には容赦しない無骨な男の美学が全編に流れていて、昭和の熱気を浴びられます。
- 数冊で一区切りする中編の連作なのに、話のスケールがとにかくでかい。街中での乱射は序の口で、重火器や戦車まで出てくる。ハリウッド映画のような見せ方をこの時代にやっていたのかと感心する。
- まとめ買いして一気に読んだ。絵もセリフも古風なのに、なぜこんなに面白いのか。七人が勢ぞろいする場面のぞくぞくする高揚感に、すっかりノックアウトされた。
悪い感想・レビュー
- 昭和四十年代から五十年代の作品なので、絵柄もセリフ回しも時代がかった古くささを強く感じます。警察が裁判もなしに人を殺す設定や、過激な暴力とお色気の扱いには引っかかりました。
- ご都合主義や辻褄の合わない場面がちらほら出てきて、勢いとノリで押し切っている印象を受けた。論理を積み上げるサスペンスを期待して読むと、肩透かしを食らうと思う。
- 主人公たちが拷問みたいにひたすら痛めつけられる展開が続くので、読んでいて苦しくなった。最後の数ページでようやく逆転する型が繰り返され、爽快感より疲れが勝つ時期もあった。
- 連載が長いぶん、話の出来には波があります。初期の単純明快な痛快さに比べ、後半は政治の裏工作が絡んでもたつきがち。仲間が殉職していく重さも残り、すっきりしない話が増えました。
- 劇画調のコマ割りとセリフに独特の癖があり、すっきりした今の漫画に慣れた目には読みづらい。女性キャラの扱いも当時の少年誌らしいお色気寄りで、ここは好みが分かれるところだろう。
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