レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
銀と金 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
銀と金
著者: 福本伸行
連載: アクションピザッツ
評価: 8.8/10
あらすじ
うだつの上がらない毎日を送る、ギャンブル漬けの青年・森田鉄雄。競馬場でふと声をかけてきた男は、裏社会を陰で操る「銀王」こと平井銀二だった。桁違いの金の集め方と、負ければ終わりの勝負に引き寄せられた森田は、銀二の一味に加わる。株の仕手戦、絵画の裏取引、腹の探り合いになる賭け、そして政界への根回し。舞台が変わるたび、金と欲に狂った男たちが牙をむいてくる。命を張って積み上げた勝ちの先で、森田は人の底知れない闇と、自分の限界を思い知らされる。師を超える「金」になれるのか。読むほどに世の中が違って見えてくる、黒い紳士たちのマネーゲーム!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 株の売買から裏取引まで、金と欲がむき出しになる駆け引きを腰を据えてじっくり味わいたい人
- 長く続く連載に疲れてしまい、最後まで締まったままの濃い展開を一気に読み通してみたい人
- きれいごとでは片づかない大人の交渉を見たくて、金が動くときの生々しさにも触れてみたい人
向いていない人
- 伏線がすべてきれいに片づく読後感が欲しくて、結末が宙に浮いたままの物語は苦手だという人
- 人が死ぬ場面や救いのない展開が苦手で、後味のさっぱりした読み心地をいつも求めている人
- 鋭角的な顔立ちや独特の構図が引っかかって、絵柄の好みがはっきり割れる作品を読み進められない人
良い感想・レビュー
- 身内どうしが金のために殺し合う話の決着は、何度読み返しても涙が出ます。欲に飲まれた者たちの末路をここまで描き切った漫画を、私はほかに知りません。
- 仕手戦に画商、ポーカー、麻雀と、勝負の舞台がころころ変わっていくのがたまらない。種目をまたぐ心理戦でこれだけ引っ張り続ける漫画が、他にあるだろうか。
- 株や銀行の仕組みが物語にうまく組み込まれていて、読みながら勝手に詳しくなれた。金の流れを追う駆け引きにヒリヒリしつつ、勉強にもなるとは思わなかった。
- 悪党たちが語る金と欲の哲学に、僕はすっかり痺れてしまいました。裏社会の男が吐く言葉が刺さって、読み終えたあとは世の中が少し曲がって見えたものです。
- だらける回がほとんどなく、最初から最後まで締まったまま走り抜けていく。間延びしない濃さのおかげで、長い連載に疲れていた俺でも一気に読み通せてしまった。
悪い感想・レビュー
- 伏線を山ほど残したまま連載が止まってしまったのが、どうにも惜しいです。弟子が師匠を超えるのかどうか、そこの決着だけはどうしても読ませてほしかった。
- 主人公格の片方が途中で身を引いてから、話の軸がぶれてしまった気がしてならない。支柱を失ったままの後半は、完結を期待して読んだ私には肩透かしだった。
- 身内どうしの殺し合いや猟奇的な事件のくだりは、読んだあとも後味の悪さがずっと残る。感情移入できないまま人が死ぬ展開が続くところは、正直しんどい。
- 鋭角的な顔つきと独特の構図で、最初は「さすがにこの絵は」と思って棚に戻しかけた。好みがはっきり割れる絵柄なので、ここで脱落してしまう人はいると思う。
- 人が死ぬ場面や容赦のない展開が多くて、読んでいて気が滅入る日もありました。救いの薄いダークさが合わないなら、無理に手を出さないほうがいいです。
良い感想・レビュー
- 身内どうしが金のために殺し合う話の決着は、何度読み返しても涙が出ます。欲に飲まれた者たちの末路をここまで描き切った漫画を、私はほかに知りません。
- 仕手戦に画商、ポーカー、麻雀と、勝負の舞台がころころ変わっていくのがたまらない。種目をまたぐ心理戦でこれだけ引っ張り続ける漫画が、他にあるだろうか。
- 株や銀行の仕組みが物語にうまく組み込まれていて、読みながら勝手に詳しくなれた。金の流れを追う駆け引きにヒリヒリしつつ、勉強にもなるとは思わなかった。
- 悪党たちが語る金と欲の哲学に、僕はすっかり痺れてしまいました。裏社会の男が吐く言葉が刺さって、読み終えたあとは世の中が少し曲がって見えたものです。
- だらける回がほとんどなく、最初から最後まで締まったまま走り抜けていく。間延びしない濃さのおかげで、長い連載に疲れていた俺でも一気に読み通せてしまった。
悪い感想・レビュー
- 伏線を山ほど残したまま連載が止まってしまったのが、どうにも惜しいです。弟子が師匠を超えるのかどうか、そこの決着だけはどうしても読ませてほしかった。
- 主人公格の片方が途中で身を引いてから、話の軸がぶれてしまった気がしてならない。支柱を失ったままの後半は、完結を期待して読んだ私には肩透かしだった。
- 身内どうしの殺し合いや猟奇的な事件のくだりは、読んだあとも後味の悪さがずっと残る。感情移入できないまま人が死ぬ展開が続くところは、正直しんどい。
- 鋭角的な顔つきと独特の構図で、最初は「さすがにこの絵は」と思って棚に戻しかけた。好みがはっきり割れる絵柄なので、ここで脱落してしまう人はいると思う。
- 人が死ぬ場面や容赦のない展開が多くて、読んでいて気が滅入る日もありました。救いの薄いダークさが合わないなら、無理に手を出さないほうがいいです。
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