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命懸けの騙し合いにハマる!10巻以上のギャンブル漫画13選【麻雀・裏社会】

公開日:2026年08月11日更新日:2026年08月11日

賭け事を軸にした10巻以上の漫画を13作品ならべました。麻雀や将棋の真剣勝負、命を張ったデスゲーム、裏社会で動く大金の駆け引き。同じギャンブルでも、賭けているものはずいぶん違います。

選ぶときに見たのは、勝負の中身が積み上がっているかどうか。運任せで転がるのではなく、相手の思考を読み、ルールの穴を突いて盤面をひっくり返す。その理屈を追える作品を優先しました。

結末まで出そろった作品と、今も続いている作品の両方が入っています。一気に読み切りたいのか、更新を待つ時間ごと楽しみたいのか。そのあたりで選んでみてください。

目次

選び方のポイント

  1. 1. 賭けているものの重さで選ぶ

    命や指まで差し出す話もあれば、動くのは金と立場だけという話もあります。ヒリつきがほしいなら前者、駆け引きそのものを味わいたいなら後者が向いています。

  2. 2. 題材で選ぶ

    麻雀や将棋のように実在の勝負を扱う作品と、その作品だけのゲームを一から組み立てる作品があります。ルールを知っている安心感をとるか、初見の驚きをとるかで分かれます。

  3. 3. 理屈の細かさで選ぶ

    説明を追いながらじっくり考えたい日は、知略の密度が高いものを。勢いに任せて読みたい日は、人物の熱で押してくるものを選ぶと合いやすいはずです。

  4. 4. 刺激の強さで選ぶ

    拷問や人体破壊まで描く作品もあれば、金と言葉だけで殴り合う作品もあります。苦手な描写があるなら、まずこの軸で絞ってしまうのが早道です。

  5. 5. 今すぐ結末まで読めるかで選ぶ

    13作品のうち7作品は最後まで出ています。残りは連載が続いているので、待つ時間も込みで楽しめるかどうかで決めてみてください。

13作品の比較表

順位作品名ジャンル完結評価
1賭博黙示録カイジ賭博黙示録カイジ青年漫画/ギャンブル漫画完結9.4/10
2嘘喰い嘘喰い青年マンガ/ギャンブル/アクション/サスペンス完結9.2/10
3アカギ-闇に降り立った天才アカギ-闇に降り立った天才ドラマ/ギャンブル/サスペンス完結9/10
4賭博覇王伝 零 ギャン鬼編賭博覇王伝 零 ギャン鬼編ドラマ/ギャンブル/サスペンス完結8.7/10
5賭ケグルイ双賭ケグルイ双スピンオフ/少年マンガ/ギャンブル/学園完結8.6/10
6哲也~雀聖と呼ばれた男~哲也~雀聖と呼ばれた男~ドラマ/ギャンブル完結8.4/10
7ハチワンダイバーハチワンダイバー将棋/青春/ギャンブル/アクション連載中9.3/10
8麻雀放浪記麻雀放浪記ドラマ/ギャンブル/歴史連載中9.1/10
9ジャンケットバンクジャンケットバンクドラマ/日常/ギャンブル/サスペンス連載中9.1/10
10賭ケグルイ賭ケグルイドラマ/ギャンブル/サスペンス連載中9/10
11銀と金銀と金経済・裏社会/ギャンブル/サスペンス連載中8.8/10
12ONE OUTSONE OUTS青年漫画/野球/ギャンブル/心理戦連載中8.5/10
13LIAR GAMELIAR GAMEドラマ/サスペンス/心理戦完結9.2/10
1

賭博黙示録カイジ

完結

他人の借金を背負わされた青年が、人生を賭けたギャンブルで理不尽な大人に牙をむく!

賭博黙示録カイジ
作者
福本伸行
掲載誌
週刊ヤングマガジン
ジャンル
青年漫画/ギャンブル漫画
完結
完結
評価
9.4/10

良い点

弱さも迷いも抱えたままの主人公が、追い詰められた場面でだけ異常な頭のキレを見せる。誰もが知るジャンケンをカードに置き換えただけの土台から、ここまで高度な心理戦が立ち上がってくる。ルールも解法も明快なのに盲点を突かれ、最後は「やられた」と唸らされる。

気になる点

悪役にサディスト気質が揃っていて、いたぶる描写や拷問が延々と続く場面がある。ジャンケンの章は長く、似た台詞を重ねたまま話が進まないと感じることもある。第二章からは駆け引きに絡む人数が減り、勝負も単純になって張りつめた感じが薄れる。

こんな人におすすめ

追い詰められた人間が見せる異常な頭のキレにしびれたい人

こんな人には不向き

拷問やいたぶる描写が続くのがつらい人

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2

嘘喰い

完結

天才ギャンブラー斑目貘が、暴力と知略が支配する極限のギャンブルに挑むサスペンス!

嘘喰い
作者
迫稔雄
掲載誌
週刊ヤングジャンプ
ジャンル
青年マンガ/ギャンブル/アクション/サスペンス
完結
完結
評価
9.2/10

良い点

命を賭けたブラフの応酬が続き、エア・ポーカーの組み立ては理屈の細かさだけで押し切ってくる。賭郎立会人たちの死闘は武力の面でも見ごたえがあり、読み進めるほど絵の密度が上がっていく。長く伏せられていた仕掛けが噛み合う瞬間は格別。

気になる点

ルールと解説が難解で、一度読んだだけでは状況を掴みきれず前のページに戻ることになる。拷問や人体破壊まで踏み込む描写も多い。ひとつのゲームが長いうえに人物も入り組んでいるので、気軽に読むには構えが要る。

こんな人におすすめ

極限の心理戦と命がけの駆け引きを、息を呑むような緊張感のなかでじっくり味わい尽くしたい人

こんな人には不向き

複雑なルールや込み入った解説を一つずつ追うより、軽快でテンポよく分かりやすい展開を好む人

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3

アカギ-闇に降り立った天才

完結

麻雀未経験の少年が闇麻雀で覚醒する、命を燃やす極限のギャンブル漫画

アカギ-闇に降り立った天才
作者
福本伸行
掲載誌
近代麻雀
ジャンル
ドラマ/ギャンブル/サスペンス
完結
完結
評価
9/10

良い点

麻雀のルールを知らないまま入っていける作りで、常識を外した打ち筋と読みの深さにのめり込める。追い詰められても揺らがない生き様と言葉は、クセの強い絵柄をこえて刺さってくる。命を賭けた一夜の対局が生む張りつめ方は他にない。

気になる点

歯や鼻の誇張が効いた絵柄は、初見の壁になりやすい。一夜の対局が延々と続く鷲巣麻雀編は時間の流れが遅く、話が細かく刻まれるぶん読むのがしんどくなる。中学生が闇麻雀で伝説になる設定にも、入りづらさを感じる人がいる。

こんな人におすすめ

ルールをまったく知らなくても物語に没入でき、極限の心理戦と奇策の応酬に夢中になれる人

こんな人には不向き

独特な絵柄に最初は戸惑いやすく、序盤の絵柄だけで読むかどうかを決めてしまいがちな人

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4

賭博覇王伝 零 ギャン鬼編

完結

伝説のギャンブラー・零、再始動。福本伸行が描く、巨万の富と命を賭けた極限の心理戦サスペンス『ギャン鬼編』が幕を開ける!

賭博覇王伝 零 ギャン鬼編
作者
福本伸行
掲載誌
週刊少年マガジン
ジャンル
ドラマ/ギャンブル/サスペンス
完結
完結
評価
8.7/10

良い点

理不尽なルールを零の閃きが打ち砕いていく運びが痛快で、トリックの詰め方に唸らされる。一コマごとに滲む緊張と執念が伝わり、仕掛けが噛み合う瞬間には「そう来るか」と声が出る。命と誇りを賭けた博打の重さがずしりと残る。

気になる点

駆け引きの描写に紙幅を割くぶん、派手な動きやスピード感を求めると置いていかれる。零の閃きが冴えすぎるせいで、地道な苦悩の積み重ねを見たい人には物足りなさが残る。ルールと仕掛けの説明も濃く、読み終えると頭がぐったりする。

こんな人におすすめ

心理的な駆け引きと精緻なトリックが命取りになるギャンブル対決を、息を止めて楽しめる人

こんな人には不向き

心理戦中心のゆったりしたテンポが続き、劇的なアクションやスピード感を求めている人

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5

賭ケグルイ双

完結

夢子が来る1年前。早乙女芽亜里が底辺からギャンブルで成り上がる下剋上サクセス。

賭ケグルイ双
作者
斎木桂/河本ほむら
掲載誌
月刊ガンガンJOKER
ジャンル
スピンオフ/少年マンガ/ギャンブル/学園
完結
完結
評価
8.6/10

良い点

初戦で家畜に落ちた少女が、負けん気だけを頼りに這い上がっていく。泥臭い下剋上の運びは本編の王者感とは別物で、幼なじみを守るために全てを賭ける姿に胸が熱くなる。スピンオフとは思えないほど駆け引きが練られている。

気になる点

中盤の山場を越えたあたりから中だるみし、終盤は運任せの勝負が増えて拍子抜けする。本編のようなぶっ飛んだ狂気を期待すると、友情と努力で勝つ展開は綺麗事に映る。巻が進むにつれ、緊迫した場面の作画から迫力が抜けていく。

こんな人におすすめ

本編の脇役が挫折しながらも仲間との絆で這い上がっていく下剋上ストーリーに胸が熱くなれる人

こんな人には不向き

中盤以降、運任せの勝負が増えて中だるみを感じる展開についていけなくなる人

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6

哲也~雀聖と呼ばれた男~

完結

戦後の新宿を舞台に、麻雀で生き抜く勝負師の生き様を描いた本格麻雀ロマン!

哲也~雀聖と呼ばれた男~
作者
さいふうめい/星野泰視
掲載誌
週刊ヤングマガジン
ジャンル
ドラマ/ギャンブル
完結
完結
評価
8.4/10

良い点

戦後の荒れた空気と、玄人たちが腕一本で生き抜く熱気が濃い。イカサマをどう見破り、どう上回るかという術比べが軸で、麻雀を知らなくても勝負の重さは伝わってくる。力強いタッチの絵が、この泥臭い物語に噛み合っている。

気になる点

イカサマ前提の勝負が多く、正攻法の駆け引きを期待すると違和感が残る。中盤以降は超能力じみた展開に振れ、専門用語の多さもあって状況を掴みにくい。戦後の重い空気が続き、救いのないまま終わる話も多い。

こんな人におすすめ

勝負師たちが命を懸けてぶつかり合う緊迫した心理戦の連続に、最後まで手に汗握りながらのめり込んでいきたい人

こんな人には不向き

専門用語が少なく、ルールを詳しく知らなくても直感だけで気軽に追える、肩の力を抜いて読める作品を探している人

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7

ハチワンダイバー

メイド姿の棋士に敗れた男が、賭け将棋の世界で再起を図る。将棋盤の深淵に潜り、魂を削って戦う超熱血将棋アクション!

ハチワンダイバー
作者
柴田ヨクサル
掲載誌
週刊ヤングジャンプ
ジャンル
将棋/青春/ギャンブル/アクション
完結
連載中
評価
9.3/10

良い点

将棋を題材にしながら、盤上の深みへ潜るという命懸けの戦いとして描き切っている。一手ごとに世界が軋むような熱量があり、どん底から這い上がる主人公と、常識を外れた哲学を持つ相手たちがぶつかる。読み終えたあとは、なぜか妙に清々しい。

気になる点

勢いと熱で押し切る画風はクセが強く、静かな対局を好むと画面がうるさく感じる。後半は物理的な破壊や超常じみた描写が増え、初期の真剣師どうしのヒリつきが好きだった人ほど戸惑う。登場人物のテンションが常に高いので、読む側の体力も削られる。

こんな人におすすめ

精神の限界を超えて盤上の深みに潜るような命懸けの将棋バトルが好きな人

こんな人には不向き

個性的な絵柄とつねにMAXのテンションが続く展開に読んでいて疲れを感じる人

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8

麻雀放浪記

敗戦直後、博奕に生きる男たちの壮絶な物語。イカサマと知略が渦巻く裏社会で、少年・哲は本物の勝負師へと成長していく。伝説の原作を圧倒的迫力で描く劇画。

麻雀放浪記
作者
嶺岸信明/阿佐田哲也
掲載誌
週刊大衆
ジャンル
ドラマ/ギャンブル/歴史
完結
連載中
評価
9.1/10

良い点

牌を握る音やタバコの煙まで立ちのぼるような書き込みで、戦後の裏社会の匂いがそのまま流れ込んでくる。玄人たちの凄みが強烈で、一打に命を懸ける重さが伝わる。敗者の悲哀や裏切りまで描く人間ドラマも厚い。

気になる点

殺伐とした空気と非情な裏切りが続くので、救いを求めて読むと気が滅入る。劇画特有の太い線と濃い書き込みは、今の読みやすい作画に慣れた目には重い。イカサマ前提の勝負が多く、役作りや確率の面白さを求めると方向が違う。

こんな人におすすめ

戦後の殺伐とした雰囲気の中でのイカサマを含む麻雀の心理戦を、緊迫感ごと楽しめる人

こんな人には不向き

救いのない展開や非情な裏切りが連続する中で、読んでいて暗い雰囲気に気が滅入りやすい人

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9

ジャンケットバンク

カラス銀行が運営する、命懸けのデスゲーム。美しくも狂気的なギャンブラーたちが、巨額の富と自らの生命を賭けて、予測不能な心理戦に身を投じる衝撃のギャンブル浪漫!

ジャンケットバンク
作者
田中一行
掲載誌
週刊ヤングジャンプ
ジャンル
ドラマ/日常/ギャンブル/サスペンス
完結
連載中
評価
9.1/10

良い点

銀行が胴元という設定が、勝負の場に冷たい組織の不気味さを添えている。美しくも壊れたギャンブラーたちの表情が強烈で、ルールをどう逆手に取るかの読み合いは予想の斜め上へ抜けていく。相手を精神から崩しにいく決着の付け方も独特。

気になる点

顔芸も台詞回しも極端にデフォルメされていて、この狂ったテンションに馴染めないと過剰な演出に見える。ルールが複雑で、一度読んだだけでは勝敗の理屈を追いきれない。話が進むと銀行内部の政治の比重が増え、個人戦を期待した人には遠回りに映る。

こんな人におすすめ

崩れた笑みと異様な緊張感を醸し出す、狂気に満ちたギャンブラーたちの表情と演技に痺れたい人

こんな人には不向き

独特の狂気的なキャラクターのテンションや張りつめた作風のノリに、なかなか馴染めない人

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10

賭ケグルイ

ギャンブルで人生が決まる名門学園。転校生・蛇喰夢子が、狂った心理戦で強敵たちを次々と飲み込んでいく、至高のサスペンス・ギャンブル!

賭ケグルイ
作者
尚村透/河本ほむら
掲載誌
月刊ガンガンJOKER
ジャンル
ドラマ/ギャンブル/サスペンス
完結
連載中
評価
9/10

良い点

ギャンブルの強さだけで階級が決まる学園で、理不尽なルールを主人公が知略でひっくり返していく。崩れた笑みと剥き出しの欲望を描く筆致が凄まじく、決着の瞬間のカタルシスが濃い。追い詰められた人間の醜さまで容赦なく描かれる。

気になる点

過激でショッキングな演出とエゴの噴出が続くため、明るい話を求めると入り込めない。主人公が人知を超えて強すぎるぶん、彼女が追い詰められる姿を見たい人には肩透かしになる。イカサマの仕掛けも込み入っていて、読み終えるとどっと疲れが出る。

こんな人におすすめ

名門学園のヒエラルキーを賭けた勝負で覆していく「支配と反逆」の心理バトルの緊張感にどっぷり浸かれる人

こんな人には不向き

身体損傷を含む描写や人間の欲望・狂気が剥き出しになる演出に、強い抵抗を感じる人

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11

銀と金

裏社会のフィクサーに見込まれた青年が、金と欲の修羅場をくぐり抜ける心理戦!

銀と金
作者
福本伸行
掲載誌
アクションピザッツ
ジャンル
経済・裏社会/ギャンブル/サスペンス
完結
連載中
評価
8.8/10

良い点

仕手戦に絵画の裏取引、ポーカーに麻雀と、勝負の舞台が次々と変わるのに緊張が緩まない。株や銀行の仕組みが物語に溶け込んでいて、読みながら勝手に詳しくなれる。悪党たちが吐く金と欲の哲学は、読後の世界の見え方を少し曲げてくる。

気になる点

伏線を抱えたまま連載が止まっていて、師弟の決着を見届けられない。主人公格の片方が退いてからは話の軸がぶれ、身内どうしの殺し合いや猟奇的な事件は後味が悪い。鋭角的な顔つきと独特の構図で、序盤に棚へ戻してしまう人もいる。

こんな人におすすめ

株の売買から裏取引まで、金と欲がむき出しになる駆け引きを腰を据えてじっくり味わいたい人

こんな人には不向き

伏線がすべてきれいに片づく読後感が欲しくて、結末が宙に浮いたままの物語は苦手だという人

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12

ONE OUTS

1アウトごとに金が動く契約から始まる、頭脳戦だけで球界をひっくり返す野球漫画

ONE OUTS
作者
甲斐谷忍
掲載誌
ビジネスジャンプ
ジャンル
青年漫画/野球/ギャンブル/心理戦
完結
連載中
評価
8.5/10

良い点

球の速さではなく観察と読み合いだけでアウトを積む投手が、球団オーナーまで盤外から出し抜いていく。ルールの抜け道から攻める発想に何度も驚かされ、野球に縁がなくても仕掛けの理屈が分かる瞬間が気持ちいい。冷たい頭脳戦の裏に人くささも残っている。

気になる点

相手の監督も打者もそろって間抜けに見え、引っかかる役が最初から決まっている構図が続く。心理戦というより屁理屈の押し合いに近い場面もあり、賭け金の膨らみ方は現実離れしている。終わり方も投げっぱなしで、宙ぶらりんな気分が残る。

こんな人におすすめ

汗と友情で押し切る青春ものより、頭で相手を出し抜く勝負のほうにわくわくしてしまう人

こんな人には不向き

競技や選手を正面から描く話を求めていて、勝つためなら手段を選ばない主人公が苦手な人

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13

LIAR GAME

完結

100億をかけた「嘘つきゲーム」に巻き込まれた純真な女子大生と天才詐欺師の死闘。頭脳戦の論理が積み重なり、逆転の瞬間に味わう知的カタルシスが圧巻のサスペンス傑作。

LIAR GAME
作者
甲斐谷忍
掲載誌
週刊ヤングジャンプ
ジャンル
ドラマ/サスペンス/心理戦
完結
完結
評価
9.2/10

良い点

ルールを説明されてから抜け穴が見つかるまでの、張り詰めた時間と逆転の落差が癖になる。知性で押し切る詐欺師と、人を疑えない主人公の噛み合わせがよく、読者も一緒に考えながら追える。読み終えたあとも、しばらく頭のなかで手順を並べ直してしまう。

気になる点

ゲームの仕組みが入り組んでいて、疲れている時に読むと置いていかれる。解決策が都合よく運びすぎに見える回もあり、リアリティを厳しく見る人ほど引っかかる。ゲームごとに人物の立ち位置を把握し直す手間もあり、絵柄のクセも好みが分かれる。

こんな人におすすめ

複雑なゲームのルールを読み解いた先に「そういうことか!」という逆転の快感が待っている知略バトルを楽しみたい人

こんな人には不向き

ゲームの仕組みの説明が複雑で頭が追いつかなくなると置いていかれてしまうことが、苦痛に感じられる人

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目的別のおすすめ

よくある質問

なぜ10巻以上の作品にしぼっているのですか?

巻数があるほど勝負の積み重ねが効いてきます。一つのゲームに何巻もかける作品も多く、その粘りごと味わってほしくて10巻以上を基準にしました。

掲載作品はすべて完結していますか?

13作品のうち7作品が完結済みで、残りの6作品は連載が続いています。結末まで一気に読みたいときは、完結済みのものから手に取ってみてください。

麻雀や将棋のルールを知らなくても楽しめますか?

楽しめます。作中で必要な説明が入る作品を中心に選びました。細かい手筋が分からなくても、相手の裏をかく瞬間の快感はしっかり伝わります。

残酷な描写が苦手でも読める作品はありますか?

あります。『LIAR GAME』や『ONE OUTS』は流血よりも理屈の勝負が中心です。逆に『嘘喰い』や『銀と金』は暴力の描写が濃いので、苦手なら後回しにするのが無難です。

ギャンブル漫画を読んだことがなくても入りやすいのはどれですか?

『賭博黙示録カイジ』か『LIAR GAME』が入口に向いています。どちらもルールが単純なゲームから始まるので、心理戦の面白さが分かりやすい形で立ち上がってきます。

まとめ

賭けるものが命でも金でも、この13作品が見せてくるものは変わりません。追い詰められた人間が何を考え、どこで踏みとどまり、どこで踏み外すのか。勝ち負けの理屈を追っていたはずが、気づけば人の底を覗き込んでいます。

ルールを知らない題材でも構いません。気になった一作から、まずは最初の勝負だけでも見届けてみてください。