
目利きグループ
評論家(TSLM)
名作を一コマずつ読み解いて、言葉にするのが好き
こんな読み方をする人
急がずに、一コマずつ。評判の高い作品を、そんなペースで読み進める人です。気になった見開きでは手を止め、構図やセリフの間がどう効いているかを確かめます。1日に読む量は多くありませんが、読み終えた巻について話させると、細かいところまで具体的に語れます。どのコマで話の流れが変わったか、指でさして説明できるほどです。感想を言葉にする作業そのものが好きで、レビューを書いたり読書会で話したりするのも苦になりません。手に取るのは名作と呼ばれる作品が多め。長く読み継がれてきた理由を、自分の言葉で言い当ててみたいのです。同じ巻を読み返すたびに新しい発見があり、そのたびに感想が少しずつ書き換わっていきます。読む速さより、読んだあとに何が言えるか。そこを大事にしています。
完結した作品を読むとき
完結済みの作品は、最終巻まで読んでから最初に戻ると、序盤の描写の意味がまるで違って見えます。読み返して語る楽しみが、ぐっと深まります。
連載中の作品を読むとき
連載中の作品では、一話ごとに感想をまとめる楽しみがあります。少しずつ読む自分のペースと、新刊が出るペースが合いやすいのも好都合です。
強み
- 構図やコマ割りなど、絵の組み立てに目が届きます。ほかの人が見落とした一コマの意味に気づけます。
- 感想を筋道立てて言葉にできるので、レビューや紹介文を書くと、読んだ人にきちんと伝わります。
- 読み返すたびに新しい見方を見つけられます。一冊の作品から長く楽しみを引き出せる読み方です。
読書あるある
- 好きな見開きを、10分くらい眺めていたことがある
- 感想を書き始めると、作品の本文より長くなりそうになる
- 人の感想を読んで「その見方はなかった」とメモを取る
- 読み終えた巻に、付箋がびっしり貼ってある
- 「どこがよかった?」と聞かれ、コマの話から始めてしまう
- 名作の1巻を、3回目なのに初めてのように楽しめる
ハマりにくい作品の傾向
- テンポの速さで押し切る作品は、一コマずつ読むと勢いが伝わりにくいことがあります。たまには一気に読むと、別の顔が見えてきます。
- 絵より文字の情報が多い作品では、得意な読み方が生かしにくく、物足りなく感じることがあります。
相性のいいタイプ
このタイプに刺さる長編
まず読んでほしい3作品
火の鳥過去と未来を行き来しながら、一つの大きな輪を描いていく構成です。読み返すたびに、語りたいことが増えていきます。
ミステリと言う勿れ派手なトリックではなく、会話と観察で事件をほどいていきます。セリフの言葉選びを、一つずつ味わえる作品です。
ヴィンランド・サガ11世紀の北欧を舞台に、戦いの中で生きる意味を探す物語です。名作と呼ばれる理由を、自分の言葉で確かめたくなります。
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この診断は読書のしかたを楽しむためのもので、性格検査ではありません。